1つの仕事をずっと続けられたらいいですが、なかなか続かない人がいるものです。友人の息子が大卒で就職したのですが、20代にして早くも3回転職しているそうで、友人は仕事が続かなくて困ると嘆いていました。
仕事は他人が選ぶものではないはずです。自分自身がやる気と希望をもって始めた仕事にもかかわらず、長く続かないのはなぜでしょうか?そういう人の特徴とできるだけ長く会社に勤める方法についてご紹介します。
仕事が長続きしない人の特徴とは?
大学を卒業し、晴れて就職したのに仕事が長続きしないというケースがあります。友達の息子も学生時代に就職活動を頑張り、希望していた会社に就職したにもかかわらず、1年も経たないうちに会社を辞めてしまいました。
その後、しばらく家にいたものの再度就職して頑張るというので次は辞めないと信じていたら、半年も経たないうちに辞めてしまったそう。将来結婚して大黒柱となっていかなければならないのに、仕事も続かずどうしたらいいのかと友達は途方に暮れていました。
売り手市場の場合、1人に当たりにもらえる内定が複数あるため、会社に対して自分が入社を決めたという風に上から目線になってしまうことがあるようです。他にも仕事が長続きしない人には特徴があります。次はその特徴について紹介していきます。
適当に仕事を決めている
仕事が長続きしない人の特徴として、適当に仕事を決めているということがいえます。こういう人の場合、自分がどういう仕事に向いているかきちんと考えず、適当に仕事を決めている傾向があります。仕事の内容よりも、条件や待遇を重視してしまうという傾向もあります。
適当に仕事を決めてしまうと、仕事が長続きしないだけでなく、一緒に働く人にも影響があります。人と人が連携して仕事をしている中で1人でも仕事に対して覇気がない人がいると、足並みが乱れるだけでなく仕事に支障がでる可能性があるからです。
やめ癖がついてしまっている
友達の息子のケースのように、仕事をしてもすぐに辞めてしまうことがあります。せっかく就職活動して就職が決まったのに簡単に辞めてしまうので、周りは驚いていたそうです。そういう人は、就職に対して執着がないため、辞め癖がついてしまっている傾向があるのです。
もともと、働くことに対して執着がないので、仕事で何か嫌なことや気になることがあると、すぐに辞めてしまいたくなります。もはや、こういう人が仕事を続けるためのストッパー的なものは何もないのです。
適応障害である
就職する前は仕事に対してやる気があったのに、実際に仕事をしてみると思ったようにうまくいかないことがあります。人から指示を受けてもその通りにできなかったりすることがあるのです。教えている方は、覚えが悪いのかとイライラしてくるものですが、それだけが原因でないことがあります。
適応障害という言葉を聞いたことがあると思います。実際に、仕事にうまく適応できない人がいるのです。仕事は誰でもできて当たり前という人にとっては信じられないことかもしれませんが、現実的にこのような病に苦しむ人はいるのです。
仕事を長続きさせるために
では、せっかく就いた仕事を長続きさせるためにはどうしたらいいのでしょうか。親としても、本人の将来の為に、なんとか仕事を頑張って長続きさせて欲しいと思うものです。
でも、仕事は本人の適正に合っていて、本人がやりがいをもってすることが前提なので、周りがどうこう言っても続かせることは難しいものです。では、仕事を長続きさせるためにどうしたらいいでしょうか。次でご紹介していきます。
自分の適性を見極める
仕事をする前に大切なのは、何よりも自分の適性を見極めることです。自分の適性が分からないという場合は、適正テストを受けてみることをお勧めします。自分の希望と合わない結果が出るかもしれませんが、自分の適性がどういったことにあるか知っておけば、先に役立つこともあります。
たくさんの種類の仕事や働き方がある中で、自分の適性を知っておけば仕事の内容が絞りやすくなるメリットがあります。そこで、仕事と自分のミスマッチを防ぐことができるため、仕事が続けやすくなることにつながるのです。
仕事を決めるまでの時間をしっかりとる
仕事を辞めてしまったことで、焦って次の仕事を探すケースがあります。もちろん、生活のためにそうせざるを得ない場合もあると思います。
でも、目の前の生活のことだけを考えて仕事を探していると、本当の意味で自分に合った仕事を見つけ、続けていくのは難しいものです。
仕事を決めるまでの時間をしっかりと取り、納得のいく結果を得るようすれば、長続きさせる仕事を見つけられる可能性が高くなります。
仕事上の目標をもつ
仕事をする上で大切なのは、仕事の目標をもつことです。例えば、何年後にはこんな仕事をしていたいとか、こんな役職につきたいとか具体的なプランがあると日々の仕事の励みになります。
仕事は、基本毎日することなので、続けるだけでも大変なことです。それを大変だと感じてしまうと続けるのが難しくなるので、常にポジティブな考え方をもっていることが大切です。そういう意味でも、仕事上で目標をもつことは大事なのです。
まとめ
仕事が長続きしない人の特徴とは
・適当に仕事を決めている
・辞め癖がついている
・適応障害である