結婚して子供ができると、次に考えるのがマイホーム購入ではないでしょうか?
賃貸も悪くないですが持ち家は家族のお城なのでいいものです。我が家も子供が小学生に上がる頃、物件購入を検討しました。
そのきっかけは、友人たちが次々と物件を購入し始めたこと。まず物件ありきで、持ち家の維持費は深く考えずに購入したことは後悔しています。持ち家の維持費は事前にきちんと把握しておいた方がいいと考え、こちらでご紹介します。
持ち家を持つとかかる費用
持ち家を持つ時に考えるのは、大体の場合は一軒家にするか、マンションにするかですよね。いずれの場合でも、物件は数千万単位の費用がかかるので、現金一括払いをするケースはなく、多くの場合は数十年のローンを組むことになるはずです。
ローンだけでは終わらない数々の出費
ローンさえ組めば、あとは毎月支払っていくだけと思いきや、実はそうではありません。なぜなら、ローン以外にも修繕費や保険、税金がかかり、マンションであれば、これに管理費が加わってくるからです。
ということは、持ち家のローンを組む時は、ローン以外の支払いも込みで考えて、毎月きちんと支払いが出来るかどうか考えておく必要があるのです。マンションの広告では、毎月の支払額が低く設定されているものがあり、「この金額なら買える!」と思いきや、実はそれ以外の維持費があるので、注意が必要です。
持ち家を持つと納めなければならない税金
持ち家を持つと、必ず納めなければいけない税金があります。ただでさえ日常的に税金を払っているのに、更に払うのかとがっかりした方もいるかもしれません。その税金とは、固定資産税・都市計画税という税金です。この税金はそれぞれ、土地と建物の評価額に一定の数値を掛けて算出されます。
ちなみに、固定資産税は3年ごとに評価によって見直しが入るので、額が一定でない税金なのでご注意ください。購入した土地の人気が急に上昇すれば、固定資産税がアップすることもあるので、何が起こるか分からないのがドキドキですよね。
修繕費
どんなに新しいものでも、年数が経てば劣化していくものです。そこで、必要となるのが修繕費用です。マンションの場合は、事前に修繕費を積み立てて、大規模修繕に備えます。でも、それは共有部分に限ったことなので、専有部分は一軒家と同様に自分たちで修繕費を備えておくことが必要になります。
どんな家でも、10年過ぎれば色々な箇所が劣化してくるものです。例えば、家電に寿命がくるように、家庭内の設備にも寿命がくるのです。特に大規模な修繕が必要になるのは、水回りです。日常必ず使うものなので、劣化したからと言って放置できないのが辛いところです。
管理費
管理費は一軒家の場合は発生せず、マンション特有のものです。管理人が常駐したり、ゴミ集積所の管理をしてくれたり、マンション内の掃除をしてくれるなど、マンション内を管理してくれます。タワマンや豪華な作りのマンションだと、コンシェルジュが常駐するなどのサービスがある代わりに、管理費が高くなるという傾向があります。
保険
持ち家をもつと必要になるのは、保険です。保険の加入は任意なので必ず加入するものではありません。ただ、天災はいつ起こるか分からないもの。定期的な出費になりますが、万が一持ち家に影響が出た時に困らないように、地震保険や火災保険には入っておくのがベターです。
家電、家具、インテリア
持ち家を持つとこだわりたくなるのが、家電や家具です。我が家も持ち家に合わせて、かなりこだわってしまいました。でも、これらも持ち家と同じで、永久に使い続けることができるものではありません。特に家電は10年位で寿命がくるものです。
それ以外に気になるのは、ブラインドの汚れや劣化です。全ての部屋にかけられたブラインドを一気に変えようとするとかなりの出費になってしまうので、我が家では我慢できるところまで汚れや劣化は見て見ぬふりをしています(笑)
まとめ
持ち家に維持費としてかかるものは
- 固定資産税・都市計画税
- 修繕費
- 管理費(マンションの場合のみ)
- 保険
- 家電、家具、インテリア