今時は贈らないのが普通!?世代によってお歳暮の考え方が違うの知ってた?

仕事

日々お世話になっている人に送るとされているお歳暮。最近では「今時贈らないよ」なんて人も多く、古い習慣のようになってしまっているらしい。

ちなみに私もお歳暮は来たら返す、ぐらいの感覚で、なかなか自分から贈ろうとは思ったことがありません。

なので、お歳暮について一体世間はどう考えているのか、調べてみました。

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「お歳暮は今時贈らない」派が60パーセント以上に

まず、日本でお歳暮を贈らない人の割合は、今や60パーセント以上にのぼっているらしい。贈ったこともないという人や、最初は贈りあっていた人でも、自然とそれがなくなっていった、という人が非常に多いようです。

贈っている人も、ほとんどが両親に贈っているだけのようで、次に多かったのが意外にも、子供の習い事の先生。

今ではラインや電話で簡単に連絡が取れる時代。わざわざお歳暮なんか贈らなくてもいい、というのがみなさんの本音なのではないでしょうか。

そもそもお歳暮というのは遠方に住んでいる人とのコミュニケーションのための風習。いまの時代にあっているのかというと、ちょっとそれは違うのかもしれませんね。

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お歳暮を贈るかどうか迷ったときには

では、両親にだけお歳暮を贈っている人に、その理由を聞いてみると、ほとんどの人が「仕事や結婚で実家が遠く離れたので一年に一度の挨拶のため」と答えました。

特に、お歳暮を贈るか贈らないかは、その人の住んでいる地域や、両親との住んでいる距離などが関わってきているみたいですね。

ではだれかにお歳暮を贈るかどうか迷ったときには、そもそもそれが喜ばれるのか、迷惑なのかという問題もあります。

そこで、どうしようと迷ったときには、まずは一度「贈ってみる」ことをオススメします。一度贈ってみて相手から「来年からは大丈夫ですよ」というようなことを言われたらやめればいいのです。

相手が両親だったり親戚だったりする場合には、思い切って本人に直接お歳暮を贈ってもいいかどうかを聞いてしまってもいいでしょう。

そういったしきたりを大切にしたい家庭の場合は、贈らないことでトラブルになる可能性もあります。

なので、直接聞いて、「贈らなくて大丈夫だよ」という返答があったら、素直に贈らずにいればいいでしょう。

若い世代からしたら、今時お歳暮なんて贈るのは流行らないと思うかもしれませんが、人によってはお歳暮などの行事をとても気にする人も存在します。

そんなことでトラブルになってしまっては面倒なので、しっかり確認をとっておくことは必要かもしれませんね。

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お歳暮よりも、大切なのは感謝の気持ち

最後に、お歳暮を贈る世代、贈らない世代について調べてみました。お歳暮を積極的に贈る世代は今の40歳以上の人にとても多く、逆に40歳以下の世代にはお歳暮の習慣がほとんどないようです。

お歳暮の習慣を大切にしている人からすれば、昔から続くこういった習慣が途絶えてしまうことはとても悲しい事かもしれませんが、今の若い世代の人からすると、今時お歳暮なんてという気持ちになっていますし、それはどちらの考えも間違えてはいないでしょう。

父の日や母の日、お中元にお歳暮にクリスマスに誕生日と考えると、確かにいくらあってもお金が足りなくなるような気がしますね。だんだんと衰退してしまっているお歳暮という習慣ですが、今後形を変えても、相手への感謝を伝えることはとても大切だと思うのです。

なので、もちろんお歳暮の習慣を重んじている家庭であれば今後もお歳暮は贈り続けるべきですし、お歳暮は送らなくてもいいという家庭であれば、何かしら別の形で感謝を伝え続けることができればいいのではないでしょうか。大切なのは、「感謝」という気持ちですから。