夜行バスというとなかなか深い眠りにつけなかったり、暇を持て余してしまう時間が多いですよね。しかし話し声や、スマホをいじることすら、人によっては迷惑に感じてしまいます。
なので、ここでは夜行バスの基本マナーや、飲酒について、オススメの軽食などについて解説していこうと思います。
スマホをいじる際にも注意が必要!夜行バスの基本マナー
まず、夜行バスで1番多いマナー違反は、暇だからといって電話に出てしまったり、かけてしまうことです。確かに暇な時間に友人から電話がきたら、構って欲しくなってしまう気持ちはわかりますが、夜行バスの中では他人の話し声というのはとても気になるもの。
また、ラインやメールをする場合にも、スマホの画面の光が迷惑に感じられてしまいますので、光の度合いは一番低く設定し、基本的にはスマホをいじることはあまりしないように努力したほうがいいでしょう。
次に多い夜行バスのマナー違反は、音楽を流したりゲームをすることです。こちらもスマホが原因となりやすいですね。イヤホンをしている場合にも、静かな夜行バスの中では音漏れしやすく、もしもBGMがほしいと思った場合には、自分が思っている以上に小さい音量に設定することを心がけましょう。
ゲームも同様、ボタンを押す音や画面の光で、もしかしたら近くに座っている人はイライラしているかもしれません。夜行バスではお互いに心地よくいられるように、最新の注意を払わないといけませんね。
夜行バスに乗る前にお酒を飲むのはNG!?
基本的には夜行バスの中では携帯やゲーム機器には触れないようにしなければいけないと上記で伝えましたが、では、夜行バスに乗ったときにだけ静かにしていられたらそれでマナーは完璧なのかというと、そうではありません。
これも陥りがちな失敗例ですが、夜行バスに乗る前にお酒を飲んでしまうこと。これもマナー違反なんです。細かく言えば、1杯程度の飲酒なら構わないでしょう。
しかし、夜行バスに乗る前に過剰に飲酒してしまうことで、何度もトイレに行きたくなってしまったり、匂いによって周りに不快感を与えることになってしまいます。
なので、お酒を飲んでよく眠れるようにしたいなどの理由がある人は、少しの飲酒で我慢することを心がけましょう。そして、万が一のためにシートは一番通路側の席を取ること。そうでなければ、トイレに行くときに隣の席の人をわざわざ起こして、一度席を立ってもらったりしなければいけません。
通路側の席はそういった理由で一番人気なので、夜行バスに乗る計画が立ったら、早めに予約をして席を取ることも大切ですね!
夜行バスに持ち込む軽食は何を選べばいいの??
そして最後に、夜行バスのマナー違反でこちらも多いのが、軽食による匂いについて。夜行バスの中に軽食を持ち込むということは良くあることで、それ自体はマナー違反とは言えないのですが、夜行バスの中は密閉された空間。
選ぶ軽食によっては周りに不快な思いをさせてしまいます。これには3原則があるので、ぜひ覚えておいていただきたいです。
夜行バスに持ち込む軽食マナー三原則
- 匂いがでない
- 音が出ない
- かさばらない
夜行バスの中に持ち込む軽食を選ぶなら、まずは匂いで周りに不快感を与えないものをチョイス。そして、ガサガサというビニールの音が出るものも避けましょう。
そして席で大きな動きを取らないために、かさばらないものを選ぶととてもスマートです。オススメはゼリー飲料、グミやガム、おにぎりやサンドイッチなどです。
夜行バスの旅というのは、とても安く便利な乗り物ですが、マナーを守れない人がいるだけでとても嫌な思い出になってしまいます。ひとりひとりが気を使い合って、素敵な旅をつくっていきましょう。