自分の身内に新たな命が芽生えたら、とてもおめでたく、嬉しいことだと思います。
私の姪も去年結婚したのですが、最近、赤ちゃんができたことを報告してくれました。生まれた時から可愛がってきた姪が赤ちゃんを宿すなんて、本当に驚きましたが嬉しかったです。
姪からの妊娠報告を聞いた後、疑問に思ったのは出産祝いの金額でした。兄弟に子供ができた時は、10,000~30,000円くらいが相場のようですが、姪の場合はどうなるのだろうと思ったのです。
出産祝いを姪に渡すときの金額の相場
姪が子供を産んだ場合は、贈る側によって金額が変わってくるようですが、金額の相場としては、兄弟が子供を産んだ時の相場と同じでした。
贈る側が20代独身の場合、5,000円
30代以上もしくは既婚者の場合、10,000~30,000円だそうです。兄弟の子供が生まれた時の出産祝いの相場と同じなら覚えやすいですね。
出産祝いを贈る時期
姪に贈る出産祝いの相場は分かりましたが、出産祝いを贈る時期はいつが適当なのでしょうか。ここで大事なことは、母子が健康な状態で家に帰っていることを確認することです。妊娠したからと言って、赤ちゃんを無事に産めるとは限りません。母子が病院から元気に戻ってきたことを確認した上で、出産祝いの準備をしましょう。
さて、出産祝いを贈る時期ですが、初七日から1ヶ月以内が適当とされているようです。この時期は、新米ママとパパが慣れない育児に奮闘していることと思います。かわいい赤ちゃんの顔を見に行きたいところですが、相手の都合を第一に考え、出産祝いを贈りましょう。
何かしらの理由で出産祝いが遅れてしまったらどうしたらよいでしょうか?出産祝いを贈りたくても止むを得ず贈れない場合があるものです。そういう時は、きちんと理由を伝えて、出産祝いを贈りたい旨を伝えましょう。そうすれば、姪や家族も決して悪く思わないはずです。
出産祝いで気をつけたいこと
去年、姪が結婚しましたが、結婚式に参列するのは10数年ぶりでした。結婚祝いを贈るのも久々だったので、金額ではかなり悩みました。結婚祝いでは、偶数となる金額はNGですが、出産祝いでは偶数の金額でもOKだそうです。
ただし、使ってはいけない数字はあるので、注意してください。それは、縁起が良くないとされる「4」と「9」の数字の金額です。出産祝いはおめでたいことなので、この数字の金額は絶対避けてくださいね。
出産祝いに使用する熨斗袋の水引は、蝶結びのものを使うことをお忘れなく。蝶結びは何度あっても良いお祝い事の時に使われる水引なのです。
出産祝いに贈りたいもの
出産祝いの金額にかかわることをご紹介してきましたが、出産祝いはお金でなければいけないということはありません。ただ、赤ちゃんが生まれて色々なものを買いそろえる必要があるため、お金が重宝されるということはあるようです。
姪は身内ですから、出産祝いに欲しいものを聞いて、プレゼントするのもひとつの案だと思います。それ以外にも、慣れない育児をサポートしてあげるとか、買い物を手伝ってあげるとか、お金やプレゼント以外にもしてあげられることは色々あると思います。
冠婚葬祭のマナーとしては、出産祝いの金額の相場など色々書かれていますが、贈られる側が喜ぶお祝いが出産祝いとしてふさわしいものではないでしょうか。
まとめ
出産祝いは、贈る側の年齢や立場、贈る相手によっても金額の相場や贈る物が異なるので、難しいですよね。いくら事前に準備していても、お祝い事がいつあるか分からないのも困りものです。
色々な決まりマナーや決まり事はありますが、お祝いする側とされる側がハッピーなのが一番。お互い無理をせず、気持ちよくお祝いができれば、これ以上のことはないのではないでしょうか?