あなたの家の敷地内には、電柱はありますか?電柱が敷地内にあるという方は、車庫入れに邪魔だったりとか歩くときに邪魔に思ったことがあるでしょう。
しかし自分の家の敷地内に電柱があるということは、そういったデメリットばかりではありません。実はこのただ邪魔だった電柱、申請すると少しだけ敷地料としてお金がもらえるんです!
ここではその電柱の敷地料について説明していこうと思います。
電柱の場所は定められていて動かせない場合も
まず、家を建てようと思ったときに、敷地の中に電柱があったりするとちょっとテンションが落ちますよね。誰しも家のまわりはクリーンでありたいですから。
しかしこれ、敷地内に電柱を立てなければいけないと決まってしまっていることもあるそう。敷地の中に電柱があろうが外にあろうがどっちでもいいような気もしますが、決められてしまっていたら仕方ないですよね。
こういった場合は役所などに相談しても電柱の移動は断られてしまうそうです。そうなると家の景観が多少悪くなる上に、電柱の影なんかも気になってしまいます。
せっかく綺麗な庭があったりしても、電柱がドーンとあっては台無しですよね。そして電柱というと鳥がたくさん集まってくることもあります。電柱のところが駐車場だったりした場合には、車の天井が鳥のフンだらけに…なんてこともあるみたいです。
こう考えると本当にデメリットばかり。どうしても敷地内に電柱がない家を探したくなってしまいますよね。
申請しないと貰えない!!電柱に対しての敷地料
場所も環境も素晴らしく、だけど家の敷地内に電柱がある…そんな家を見つけてしまったら、あなたはきっととても迷うでしょう。電柱ひとつのせいで家を諦めるというのもなんだか馬鹿らしいようにも思えます。
では、電柱が敷地内にあるとメリットは存在しないのでしょうか?答えはNO!実は電柱敷地料としてしっかりお金を受け取ることができるのです。
敷地内に電柱があるのにまだお金をもらっていなかったという人は、すぐに電力会社に問い合わせましょう!
手続きの手順や、申請するには何が必要!?
では申請するには何が必要なのかというと、その電力会社によって様々なようですが、基本的には電柱番号というのが必ず必要になってくるそう。電柱に番号が振ってあるのでよくチェックしてみてください。
そして土地の所有者が直接申請したほうがいいとのこと。用意ができたらいざ、電力会社に電話をかけてみましょう。電柱承諾書というものを送付してもらってください。
それが届いたら名前、住所、電話番号や、振込先の講座などを記入し返信用封筒に入れてポストに。結構簡単に手続きが済んでしまうようです。
電柱の敷地料は電力会社全てが一律になっている
では、申請が終わったところで、電柱敷地料はいくらぐらい振り込まれるものなのでしょうか。
大手の電力会社は国内に9社。このどこでも、電柱敷地料は一律となっているようです。法律できっちり定められているんですね。
しかし電柱の位置によってもらえる額はバラバラ。これも9社全て揃えられていますが、参考までに。
- 田…1870円
- 畑…1730円
- 宅地…1500円
- 山林…1210円
- 塩田…360円
- その他…180円
これは1年に1度の支払いになる場合と、3年分を一括で払われたり、電力会社によって様々みたいです。まずは電力会社に電話して確認を取ることが先決ですね!
申請しないともらえない電柱敷地料。意外と知らない人も多く、知っていると得する情報でしたね。もしも過去の分の敷地料ももらいたいという人は、それも申請すればもらえるようですよ!
敷地料がきちんと払われるとなれば、最初の電柱のイメージも少しは良くなったのではないでしょうか。いずれにしろ、家を建てたり購入する場合には、慎重に自分の理想の家を見つけられるといいですね!