日本では、シングルマザーが増えており、2015年時点で、100万人を超えるシングルマザーがいるそうです。シングルマザーは女性が家計を支えるため、生活は困窮する傾向にあります。
シングルマザーをサポートする手当がありますが、所得制限があり手当を受給するために収入を抑えることも。でも、収入が少なくても節約して貯金をするシングルマザーもいるのです。そこで、シングルマザーがすべき節約術についてご紹介します。
シングルマザーの家計状況
シングルマザーの家計状況は、収入によって色々だと思います。例えば、手取りで月収10万円稼ぐシングルマザーの家計はどのような状況になるでしょうか?
シングルマザーの家計状況例(子供:小学生1人、幼児1人の場合)
食費 30,000円
家賃 30,000円
光熱費 10,000円
通信費 6,000円
交通費3,000円
交際費5,000円
保険 10,000円
貯金 6,000円
合計100,000円
なかなか切り詰めた生活になりますが、手当を入れなくても頑張れば貯金もできる範囲となっています。シングルマザーであれば、最低でも手取り10万円は稼ぎたいものです。10万円であれば、時間給のパートやアルバイトでも稼げそうですよね。
シングルマザーの節約術
シングルマザーの家計例を紹介したところで、次は具体的にシングルマザーの節約術についてご紹介していきます。
自炊を徹底する
たまにはお惣菜を買って、食事を簡単に済ませたくなるものですよね。でも、お惣菜が割高だということはご存じだと思います。日々、自炊を徹底することが節約につながっていきます。業務用スーパーなど食材をお手頃価格でゲットできる店があれば最強です。
お風呂は皆一緒に入る
お風呂は1人1人入ると余計な水道代やガス代がかかります。バタバタした生活の中でも子供たちと一緒にお風呂に入れば憩いの時間になりますし、子供たちも喜ぶものです。経済面だけでなく、スキンシップにもなりますのでお風呂は皆一緒に入りましょう。
公衆Wifiを利用する
通信費はランニングコストになるので、できるだけお金をかけたくないものです。でも、スマホをもっていれば電話だけでなくPCの役割も果たすので、便利なのは確かです。余計な通信費を抑えるために、積極的に公衆Wifiを利用することをお勧めします。
支払いは1つのクレジットカードにまとめる
クレジットカードを無駄にたくさん持つ人がいますが、ポイント還元率の高いクレジットカードがあれば、それで十分です。買い物だけでなく、公共料金の支払いをクレジットカード払いにすると、あっという間にポイントがたまります。ポイントで買い物ができるので、現金よりお得なのです。
各種保険に加入する
経済的に余裕がない時は、保険の加入を躊躇するものですよね。無理をして保険に入っても何も起こらなければ続ける意味がないと思うかもしれません。でも、一家を支えるシングルマザーの身に何かあれば、子供たちが困ります。安い保険でもいいので入っておけば、いざという時に助かるものです。
手当をきちんと受給する
母子手当を始め、行政にはシングルマザーを支援する手当が色々あります。シングルマザーだからといって、特別にこれらのお知らせが届くことはありません。自ら情報をゲットして申請しないと何も始まらないのです。地域特有の手当や、手当の内容が変更になったりすることがあるので、行政の情報はマメに収集して、手当をきちんと受給しましょう。
予めシングルマザーであることを伝えておく
子供がいると、子供をきっかけにママ友同士の集まりがあるものですよね。関係性によっては、頻繁に集まるグループがあり、出費が重なることもあります。でも、予めシングルマザーであることを伝えておけば、周囲の人が配慮してくれるものです。恥ずかしがらずにシングルマザーであることは伝えておくことが大切です。
節約は楽しく実行する
節約することばかり意識していると、生活自体が楽しくなくなってくるものです。子供たちもだんだんと嫌な気持ちになることでしょう。「節約を頑張ったらご褒美としてこのお店で外食しようね。」となど目標を決めておくと、子供たちも楽しみながら協力してくれるはずです。
まとめ
・手当を含めず、10万円程度の稼ぎがあればシングルマザーの生活は回せる
・無理せず、生活の中でできる節約術の数々を実行する
・節約は楽しく実行する
楽しみながら節約をして、家族皆に明るい未来が訪れますように!
結婚生活を送ったことのない男性にとって、シングルマザーの生活は未知の生活だと思います。まずはシングルマザーの状況を知るところから始めて、あなたにシングルマザーを支えられるだけのパワーがあるかどうか検討してみることをお勧めします。