子供が自立しないだって?2人を自立させた私の子育て体験記を紹介!

仕事

「うちの子なかなか自立してくれなくって」

と悩むお母さんお父さん、多いですよね。

うちは4人子供がいます。

上2人は自立していて、下の2人は学生ですが都会で別暮らし。

うちの子たちがどんな風に育って自立していったか、「子ばなれ親ばなれ」したのか、

私の主婦目線で体験をお話します。

子供の自立に悩む親御さんのヒントになったら幸いです。

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保育園に入園=はじめての「子ばなれ親ばなれ」を経験=

うちの子供は上から長男(28)・長女(26)・次男(24)・次女(20)

初めて「子ばなれ親ばなれ」を意識したのは、長男の保育園の入園式。

今まで家の中でずっと一緒にいた子が、保育園に連れていった途端、先生に連れられて教室に行き、その後の入園式で我が子の成長を感じ、感動の涙・・

翌朝、お母さんと別れがたくて泣いている子もいるのに、長男はあっさり、「バイバイ」と教室に入っていきました。

そんな風でしたから、先生やお友達ともすぐに馴染んで、手はかからないけどあっけない・・

親っていうのはワガママな生き物です(苦笑)

その代り、長女の時は大変でした(^^;

長女は入園式からではなく2才の6月から入りましたが、連れて行く時から泣きっぱなし。

教室で別れる時も、先生に押さえてもらって、

「振り返らないで帰ってくださいね」と言われる始末(>_<)

私も娘が可哀そうになるやら、先生には申し訳ないやら。

1ヶ月間、教室の入り口でカバンもおろさず、お迎えを待っていたようで、

お昼には年長組の長男が呼ばれて、ふたり一緒に食べさせたとか。

この時、先生にこう言われました。

「お母さん、今が正念場。お母さんも子供もつらいでしょうけど、辛抱のしどきよ」

その言葉で私も、

「これが親ばなれ子ばなれの第一歩なんだ、娘も頑張ってる、私も頑張ろう」

と自分に言い聞かせました。

ところが、意外なほど子供の順応性は高く、娘も2ヶ月には、後から入園してきたお友達の面倒を見るほどに(@_@)

単に娘がおせっかいなのかもしれませんが・・(^^;

私はこの時、はじめて子供の自立する姿を意識し、どこか覚悟を決めたのですね。

同時に子ばなれの寂しさも、味わいましたが(._.)

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小学校時代のしつけー約束を守らせるー

小学校に入ると、親のしつけが話題になりますよね。

うちのしつけはしつけと言えるほどのものではありません。

お恥ずかしながら(^^;

ですから、たくさんの方にご迷惑をおかけしました。

いまだに申し訳ないと思ってます<m(__)m>

しつこく言ったのは「約束は守ること」

小学生は門限17時ですが、誰ひとり遅れず帰ってきました。

その代わり「お宅の子が猛スピードで自転車で走って危ない」と言われたことも(*_*;

そんな時には

「子供は親より先に死んではいけない、最大の親不孝だから危ないことはしてはダメ」

と注意。

ただし、毎日ちゃんと時間を守って帰ってくるので、私もちゃんと褒めましたよ(^_-)-☆

「○○ちゃんはエライね~ちゃんと時間で帰ってきて。安心するよ。ありがとうね」

約束を守って時間通り帰ると、お母さんが安心して喜んでくれる☆

どこで遊んでいても、「今何時?」と誰かに聞いて帰ってきたそうです。

今思えば、これも自立のためには良かったのかもしれませんね。

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子供のアルバイト=金銭感覚を養う=

うちはお小遣い制度はなく、お年玉もなし。

家のお手伝いによってお金をあげていました。

おつかい、お風呂掃除、庭掃除、皿洗い・・・

日曜日になると、「何かお手伝いない?」の大合唱(^^;

その子の発達段階や達成度によって、仕事とお金を決めていました。

それは大きくなっても変えず、中学生になると夕飯の片づけやお風呂掃除で小遣い稼ぎ。

なので、高校生になってアルバイトが解禁されると喜んでバイト先を探すように。

郵便局や学童保育、近くの牧場・・・

ところが、自分が外でいくらかでも苦労して働いて得たお金は、なかなか使えなかったようで貯金に回していましたね~

これは賛否両論あると思いますし、子供の性格やら環境やらで上手くいくとは限りません。ただ、お金を得るということは大変なんだと知ることで、大事に使うようになったかなと。

4人も子供がいれば、お小遣いをあげる余裕もなかったのがホンネですが・・(^^;

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ザ・反抗期=責任の取り方を見せる=

その代り、どの子も反抗期はすごかったですよ~ザ・反抗期!!

もう、どれほどあちこちに謝罪に伺ったか・・・(タメイキ)

本当に反抗期は頭を下げることばかりでしたが、中学校の教頭先生に

「親のそうした姿を見せることが、親のできる教育です」

と諭されて救われ、私たち夫婦の至らなさを恥じ入りながら、周囲の方たちに助けていただきなんとか切り抜けました。

暗黒時代・・・それが4回・・・・(@_@)

そんな子供でも高校生になると少しづつ落ち着き、全員が電車で片道1時間以上を皆勤。

単に身体が丈夫だっただけ、とも言えますが・・・(苦笑)

とにかく、一安心しましたね。

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高校から大学、就職へ=自分で決断=

高校生になれば親の仕事や家計の事情、社会動向もわかるようになります。

なので、どの子も自分から奨学金について先生に聞いてくるなど、親の負担を減らすべく、勉強や資格試験を頑張るなど進路について真剣に考えていました。

進学先は

「どこでもいい自分で決めなさい。ぶっちゃけ入学するとこんなハズじゃなかったということが出てくると思う。その時、自分で決めたところじゃないと後悔する。退学して他に入り直すと言われても経済的にそれはムリ。石にかじりついても卒業してもらう」

と言い含めました・・・(本当です)

子供がいざ家を出て行く時は寂しかったですが、今度こそ子ばなれ親ばなれの時だと、

保育園のアノ時のように自分に言い聞かせ、

「ここがアナタの家だから、何かあったら帰ってきなさい、相談にはのるからね」

と送り出しました。

で、どの子も意気揚々と一人暮らしをはじめ、上の2人はバイトしつつも卒業し、

自分で探した会社で就職し、今では都会での自由な時間を思いっきり楽しんでいる様子。

はい、自立!(^^)!

で、今に至ります。

たぶん、下の2人も同じような道をたどるでしょう。

私がしてきたことはこんな感じ。

そんなこんながありつつも子供が自立してくれたのは、支えて下さった先生方や周囲の方のおかげだと思っています。

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まとめ

私の子供の自立についての体験をまとめると

  1. いつかは「子ばなれ親ばなれ」がくると自覚する
  2. 約束は必ず守らせる
  3. 金銭感覚を養う
  4. 責任をとる姿勢を見せる
  5. 自分で決断させる

最近、次男に子供の頃のしつけについて聞くと、

「宿題は先生とのお約束。それと親より先に死んではいけない。この2つは覚えてる」と。

いつからでも遅くありません。

子ばなれ親ばなれの自覚からはじめてみませんか。