妊娠したらもらえる母子手帳。妊娠した証をもらったようで嬉しいものです。母子手帳は病院で健診を受ける時などに持参するイメージがありますが、母子手帳は常に持ち歩いた方がいいのでしょうか。
常に持っていた方がいいと思っても、お財布、化粧ポーチなど女性は荷物が多くなりがちです。荷物を増やしたくないと感じるかもしれません。そこで、母子手帳を持つ意味と母子手帳を持つのが楽しくなる方法についてご紹介していきます。
母子手帳とは
一般的に母子手帳と呼ばれている手帳の正式名は、「母子健康手帳」といいます。妊娠した女性が住んでいる地域の自治体に妊娠届けを提出することで入手することができます。地域によってその内容やデザインは色々あるようです。
知っている方は少ないかもしれませんが、母子手帳は「母子健康法」という法律に基づいて付与されるもので、その歴史は戦後からというから驚きです。今では考えられませんが、栄養失調や感染症から母子の健康を守る為に考えられた手帳が母子手帳だそうです。
母子の健康を記録する
では、母子手帳はどんなことを記録するための手帳なのでしょうか。母子手帳には、ママやパパの個人情報を記す欄があり、生まれてくる子供を誰がどのような状態で育てるか分かるようになっています。
そして、妊婦が定期的に病院で健診を受けると、妊娠何週目、体重測定、腹囲測定や尿検査、超音波検査などの結果が記録されていきます。私の母子手帳には、体内の子供の写真がはさまれていて、今でも懐かしくなってたまに見返すことがあります。
子供が生まれたら、子供の出産時の状態が記録されます。その後、成長に合わせて健診を受けるとその結果が記され、予防接種を受けるとその内容が記録されていくのです。
健診や予防接種を受けられる
母子手帳には、母子の健康を記録する以外の役割もあります。健診や予防接種を無料で受けられる別冊の申込書がついているのです。これは、自治体によって内容が異なる場合があるので、内容が気になる場合は問い合わせてみることをお勧めします。
出産では手当が出るとはいえ、妊娠期間の健診や出産・入院にはお金がかかりますし、育児中は、何かと買いそろえるものが多くなります。特に子供が小さい時は病気をしやすく、病院にかかる機会も少なくありません。そんな中、無料で健診や予防接種が受けられるのは本当に助かると感じたものです。
母子手帳は持ち歩くべきか
母子手帳には色々な役割があることをお分かり頂けたと思います。母子手帳で気になるのは、常に持ち歩くかどうかではないでしょうか。
結論を言うと、妊婦期間や子供が小さい時は母子手帳を持ち歩くのが正しいです。それはなぜかというと、妊婦や子供の健康状態を記録している母子手帳があれば、万が一の時に対応ができるからです。
いつも誰かと一緒に行動できればいいですが、なかなかそうはいかない時があるものです。近場の外出だからと母子手帳を持たずに外出して、外出先で破水をしてしまった友人のケースがありました。妊娠期間は何があるか分からないものなのです。
また、生まれた乳児を連れている時も同様です。乳児を連れている時にママの具合が悪くなってしまったら、その場に乳児の状況が分かる人はいなくなります。乳児にアレルギーがあったりしても、伝えられる人がいなくなってしまうのです。
何かの時に困った状態にならないように、出かける時は母子手帳を持ち歩くことをお勧めします。とはいえ、母子手帳を持ち歩くのは重い、紛失が怖いと感じる方にお勧めの持ち歩き方をご提案します。
持ち歩く方法を工夫する
母子手帳は地域の自治体のよってデザインは様々ですが、私がもらったデザインはあまり可愛いものではありませんでした(笑)だから、自分で選ぶ手帳のような可愛さを持たせたくて、母子手帳ケースを探したのです。
探してみると色々なデザインがあるもので、保険証や診察券をまとめて入れられるタイプのものを選びました。好きなデザインのものを選ぶとそれだけで持ち歩く楽しみができますよ。
楽しく持ち歩く方法とは
子供を出産してからは、おむつやミルクなど持ち物が一気に増えるものです。その上自分の荷物を持つとなると、移動は大変です。ママと子供の荷物をまとめてしまうとゴチャゴチャになるので、自分の荷物はポーチに納めて、子供のグッズはまとめてマザーズバッグに納めることにしました。
マザーズバッグというだけあり、ポケットがたくさんあったりおむつシートがついていたり、多機能で便利です。予め母子手帳を入れる場所を決めて、いつでも使えるように準備しておいたので紛失することもなく安心でした。
まとめ
母子手帳には母子の健康に関わる大切な情報が記録されているので、常に持ち歩くことをお勧めします。持ち歩き方を工夫して、楽しい妊婦&ママライフを過ごしてくださいね。