子離れできない母親に育てられた息子はマザコンか女たらしになると断言出来る理由

子離れできない親が息子と海を眺めているトラブル解消

 現在、筆者の家で野良の双子の黒猫を保護しています。可愛いのは言うまでもありません。彼らの母親もまた野良で、最近どこかへ行ってしまい、もう来ることはないでしょう。今後も会えることはありません。仮にどこかで会えたとしても母親も子猫もお互いを忘れてしまっているでしょう。

 子猫が自立してから、母親は一度筆者の家にやってきました。子猫たちは甘えようとしましたが、母親は子猫たちを威嚇してそのまま去っていきました。子猫たちはしばらく追いかけたようですが、諦めて帰ってきました。

 猫(野良)の世界では、時期が来れば子供を自立させるためにこんな厳しい行動をとります。DNAに刻まれた本能による行動なのでしょうが…。

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子離れできない親はこんなもんか

 筆者が現役時代のころです。親しくしてもらっていた先輩の話です。

女癖が悪いというか、私が先輩と知り合ったころに最初の奥さんと離婚しました。子供が二人で親権が奥さんへ。当然養育費を支払うことに。

 その後しばらく経って、いつの間にか彼女ができていました。彼女は職場の後輩でした。この先輩にかかわるその手の話は枚挙にいとまなく、女性の間では「女性の敵」でした。

 この先輩は就職した年に、なんと母親が職場にあいさつ回りに来られてということです。こういうことは、後にも先にもこの1件できりした。

 前置きが長くて申し訳ありません。趣旨は「子離れできない母親の息子は女たらしになる、あるいはマザコンになると」いう、私なりの経験値からくる仮説を証明したいがためです。

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子離れできない親に育てられた子どもの末路

 子離れできない親に育てられた子どもは、自分より親を優先してしまう傾向があるため、他人を大事にできないため社会生活に順応できないそうです。

 また、子離れできない親に育てられた子どもは、挫折・失敗への耐性がつかないので、社会にでてからトラブルに対処できない可能性が強くなるそうです。

 つまり、子離れできない親に育てられた子どもは、小さいころから常に親に守られてきた生活をしてきたため、急なトラブルに対応することができません。

 私の仮説はほぼ的中というところでしょうか。

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子離れできない親は子供の自立への障害となる

 子離れできない親は昔から存在します。お腹をいためて産んだ子ですから、自分の分身のような存在でしょう。大事にいつまでも庇護したい。そんな気持ちでしょう。

 しかし、子供を一生守ることは不可能です。子供を一人前の人間に育て上げることが親の責任ですね。子供の将来を考えるなら、親は子離れできるように努力をしなければならないでしょう。

 多分そういうことは頭ではわかっているのでしょうが、執着してしまう。なぜでしょう?

 子離れできない親は、子供が大きくなり自分から自立していく過程で自分の一部が喪失したような感覚に陥り、不安になり、そのまま今までの関係を続けてしまうのでしょう。

また、子育て以外に何もすることがなかったという親も子離れできない人たちでしょう。他に目を向ける環境がなかったという外的要因や、性格的なものなどの内的要因があるのかもしれません。

でも、子供は親から自立を遂げなければなりません。親は子供の自立を黙って見守ることの方が重要だと思います。

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まとめ

  1. 子離れできない母親の息子は女たらし、あるいはマザコンになる
  2. 子離れできない母親は子供をダメにする
  3. 子離れできない母親の特徴 常に庇護しなくては、という異常な心理
  4. 分かっていても黙って子供を見てやれない 子どもの自立への障害となる

こんな曲があります。海援隊の曲で「BOYS AND GIRLS DON’T CRY」、自立していく(親が子離れする)子供を歌ったものです。歌詞の一部(セリフの部分)をご紹介します。

 泣くな少年、少年よ泣くな

 教科書通りに自由や平等というものが

 信号機のようにともり、誰もが正しく生きていけるのなら

 お前の父があんなにも無口になるものか

泣くな少年、少年よ泣くな

  語りかけようとする父をおだやかに無視しろ

  父に隠れて決意したことだけが

  志という男の意志になるのだから

  無視するお前の背中を

  それでも父がひっそりと懐かしく見つめていることに

  お前は気づいてやれ

  眠れ少女よ、少女よ眠れ

  母がその恋を知ったとき

  台所に訪ねてきた魔法使いを静かに拒否したぞ

  愛に魔法や取引があるのなら

母があんなにやつれた顔をするものか

眠れ少女よ、少女よ眠れ

いつも通りの笑顔で母をやさしく無視しろ

母に隠れて秘密を持つことがだけが

女になっていくただ一つの道なのだから

無視するお前の寝顔を、それでも母がひっそりとせつなく

見つめていることを

お前はもう気づいてやれ