昔と違い最近は会社を辞めずに、産休-育休を取得して会社員のまま出産する方も多いと思います。その際に気にしなければいけないのが、出産後の会社への報告です。
出産という大仕事を終えたばかりのママには、考えるのさえ鬱陶しい作業かもしれませんね。でも今後の会社員生活を考えたら、トラブルの無いように済ませるのが自分のためです。
すんなり元気なまま出産できるとは限りませんし、ぐったり疲れているかもしれません。そんな時のために、事前に考えて準備しておくことが大切です。
その準備のために報告のタイミングや方法、また誰に報告したら良いか?などについてご紹介します。スムーズな職場復帰のために考えておきましょう。
出産報告を会社にするタイミングはいつ?
これは“なるべく早く”と言うのが正しい答えです。出産前には「落ち着いてからで」と言われていてもそれは当事者ではない側の考えです。“翌朝には落ち着いてるでしょ”などと言われかねません。
できればその日のうちに、夕方以降の出産であれば翌朝には一報を入れた方が無難です。出産が大変な状況だった場合には、家族に“産まれた”ということだけでも一報を頼んだ方が良いと思います。その際にも体調が回復したら、本人からの連絡も忘れないでくださいね。
友達でもない限り、なかなかママの大変さは想像できないものです。休暇を取って出産する身なのであれば、きちんとした報告は必須です。報告さえ済ませればOKですから頑張りましょう。
会社の誰宛にどんな内容の出産報告が必要?
産休前に特に指示がない限りは、直属の上司が普通です。事前に確認が出来ていれば楽なので、連絡先を確認しておくと良いかもしれませんね。同僚の方に先に伝わっているようなことは、今後のために避けたほうが無難です。順番には気を付けてください。
また上司のタイプによっては、上司にだけ伝えればいいということでもない場合があります。これは臨機応変に考えて、皆さんに伝わるようにしましょう。
内容は出産が無事済んだことと出産日は必須です。後は個人の考えや会社の雰囲気で決めても良いと思います。ただ、周りの方が知りたいのはやっぱり性別や大きさでしょうから、入れても良いと思えるならお知らせしましょう。
社会人としては“おかげさまで”や、休んでいることに関して“ご迷惑をお掛けして”などの感謝の言葉が入っていればなお良いですね。
メールで報告する場合には、もう文面を作っておいて、日にちや性別を入れるだけにしておくと家族にも頼みやすいですし、疲れていても何とかしやすいと思います。
報告方法は電話?メール?LINE?
社員同士がメールしあうような職場でなく、休暇の際も電話連絡を求められているようであれば、当然電話で報告するべきです。
でも、普段からメールを使用していて、上司ともそれに慣れているのであればメールでも問題ないでしょう。
これは普段の会社での働き方や、その会社の風習によるところが大きいと思います。また出産前にリサーチしておけば、迷うことが無くなるので済ませておくと安心ですね。
まとめ
会社に対しての出産報告について、時期や内容、方法についてご紹介しました。
これは会社の風習というか雰囲気によるところがかなり大きいため、その見極めと事前のリサーチも大事になってくることですが、基本を押さえておけばトラブルになりません。
・報告は出来る限り迅速に。状況が許されなければ家族に頼む。
・上司に先に伝わるように、その後に全員に伝わるように。
・内容には感謝の言葉を入れることが大事。
・電話かメールかは会社の雰囲気によって決めておく。
大仕事を終えた後の大変なところで、面倒な気持ちもあると思いますが、スムーズな職場復帰のために頑張ってください。