「もっと主人がこうしてくれたらいいのに」
「どうしたらお義父さんはもっと融通が利くんだ」
家族といると疲れるあなたに、もっと気楽に付き合えそうなちょっとしたアドバイスをお伝えします。
なぜ家族といると疲れるのか?
本来、家はゆっくり休んで、癒される場所です。
それでも同居人がいれば、気を遣いますよね。
疲れるのは、家族に気を遣うからです。
他人同士でも気を遣いますが、親子間でも過ごす時間が長くなれば、気を遣うことも多くなります。
子どもも成長して大人になり、結婚すれば、親と関係も変わってきます。
親も祖父祖母になれば、孫という新しい家族との関係が始まります。そうなると、祖父祖母として、過ごそうとしますよね。
孫の前で格好つけて、少し背伸びすることもあるかもしれません。
それに仕事や学校があれば、外出先での疲れも、家に持って帰ることになります。
これが、疲れる理由です。
他人は変わってくれない
血のつながった家族でも、そうでなくても、自分とは違う心を持つ人間なのです。
いくら期待しても100パーセントこちらの思い通りにはなってくれません。
超能力者じゃないから、自分の気持ちのすべては、分かってはくれません。相手が悪いとか自分が悪いとかではなく、それは仕方ないことです。
まず「相手は自分の思い通りにならない」と思うことが大切です。
いうことを聞いてくれないのが、当然と思えば、腹も立ちにくいです。
相手の気が利かないことを前提に、生活してみましょう。
むしろそう思っていると、相手がたまに言うことを聞いてくれた時には、少しうれしくなります。
なんだか相手への感謝の心が生まれたり、逆に自分が望みすぎていたことに、気づくかもしれません。
たまに一人になれる時間を大切にする
忙しかったり疲れてきたりすると、人間イライラしてきます。
家族に気を遣うのは、心に余裕がないせいもあります。
それはひょっとしたら、一緒にいる時間が長すぎるせいかもしれません。
家族であっても、常に一緒では、イライラするのも当たり前です。
そういうときは、たまには別行動をとってみましょう。
少し散歩に行くとか、一人でラーメンを食べに行くとか、ゆっくり昼寝をするなど、自分のための時間を作ります。
自宅でできる趣味の時間も面白そうですね。
そして自分だけではなく、相手の一人の時間も尊重しましょう。
お互いに夢中になれるものができれば、満足感も増えて、心に余裕が生まれます。
自分が楽しければ、相手を前より許すことができるようになるかも知れません。
たまに得意分野を確認しあう
だれでも得意なことや下手なこと、好きなものや嫌いなものが、ありますよね。
相手の特技や好みはちゃんと把握していますか?
得意な家事はたまにお願いしてみて、好きなものを作ってあげるようにすれば、うまくいくかもしれません。
逆に、相手の下手なことはやってあげて、嫌いなものは遠ざけてあげれば、さらにうまくいくと思います。
また、自分の得意なことや下手なこと、好きなものや嫌いなものも、相手にちゃんと伝わっているでしょうか。
意外に相手も、わかっていないかも知れません。
話し合いの機会を作るのも大切です。
家の外にも相談相手を作る
閉じこもって家にばかりいると、家族や家の中のことばかりが目に入り、イライラすることも増えますよね。
家族同士でも相談は必要です。
できれば家族以外の、友人や同僚などの、相談相手も作りましょう。
家族以外との交流も大切です。
学校や職場、趣味の集まりなどには、できるだけ行きたいですね。
どこかで愚痴が話せるかどうか、ささいな相談ができる相手の存在は、とても大切なことです。
息抜きのため、外出は積極的にしましょう。
家の外にも居場所が見つかれば、家の窮屈さも、気にならなくなるかもしれません。
まとめ
- なぜ家族に疲れるのかというと、気を遣うから。
- 他人は変わってくれないので、元から言うことを聞かないものと思っておく。
- たまに一人になれる時間を大切にすると、気が楽になる。
- たまに得意分野を確認しあうと、新たな解決策が浮かぶかも。
- 家の外に相談相手を作ると、窮屈さが減る。
お互いを大切に思うほど、家族に気を遣います。
息抜きの良い方法を見つけて、気楽に過ごしたいですね。