母子家庭と聞くと、シングルマザーが女手一つで子育てを頑張っているという印象がありますよね。色々な事情があって離婚したにせよ、女性が一人で子供を育てていくことは大変なことです。
シングルマザーであっても一人の女性です。時には男性と恋愛を楽しみたい気持ちがあっても当然です。でも、母子家庭に彼氏がくると問題になることがあるのです。そこで、シングルマザーの恋愛を阻む3つの理由についてご紹介していきます。
シングルマザーと彼氏の恋愛
普段、仕事と育児で頑張っているシングルマザーは、忙しくて恋愛どころではないかもしれません。でも、何かの縁で男性と出会い、恋愛が始まることだってあります。シングルマザーには幸せになって欲しいと願うばかりですが、シングルマザーと彼氏の恋愛はそんな簡単なものではないのです。
それは、シングルマザーに彼氏ができることによって、児童扶養手当の支給が止まってしまうからです。双方の関係性がよく分からないと思うかもしれないので、簡単にいいますね。結局、シングルマザーに彼氏ができることにより、男性から何らかの生活援助が得られると疑われてしまうようなのです。
シングルマザーが再婚を考えて恋愛したいと思っても、恋愛すると生活援助が疑われてしまうというのは何とも皮肉なものです。恋愛したからといってそれが必ずしもうまくいくとは限りませんよね。それに、彼氏から何も援助されることなく頑張っているシングルマザーだっているはずです。
シングルマザーと彼氏の同棲
シングルマザーと彼氏の恋愛が難しい話をしました。仮にうまく恋愛が進み、彼氏が家に遊びに来たり、同棲したりするとまた問題があります。同じ屋根の下にいるということは、生計を共にしていると見られることがあるからです。
でも、恋愛をした彼氏とはできるだけ一緒にいたいもの。できることなら、子供にも会わせて、堂々と恋愛できたらいいと思うものです。それには、外で会っているだけでなく、家に呼びたい気持ちになるのは普通のことだと思います。
しかしながら、児童扶養手当は税金から賄われていることがあり、世間の目はかなり厳しいものだと言えるようです。シングルマザーが恋愛していることや、彼氏が家に来ていることは自分でばらすことはないはず。それなのに、その事実が役所に知られてしまうということは、周囲の誰かしらが漏らしているということになるからです。
児童扶養手当は、収入が低いシングルマザーだから受給できるものです。それなのに、彼氏が原因で手当てがなくなってしまうのは、シングルマザーにとって大打撃なのです。
シングルマザーと彼氏の結婚
シングルマザーが彼氏の経済力に頼ることなく、恋愛を続けたとします。周囲にも怪しまれることなく恋愛が続けられたら、見事に結婚という話になるかもしれません。これで女手一人で育児をする苦しい生活から抜け出せると思っていても、更に壁がある可能性があるのです。
それは、彼氏側の家族の問題です。いくらシングルマザーとして頑張ってきた女性だとしても、離婚歴がありますし、子持ちでもあります。更に、彼氏よりかなり年上である場合もあるでしょう。彼氏の家族としては、そういう相手に自分の息子を結婚させたいと思うでしょうか。
結婚は一生の問題です。女性がどんなに素晴らしい人だとしても、彼氏の家族は女性の条件だけ見て反対する可能性は高いと思います。シングルマザーの恋愛、結婚はそれだけ高いハードルがあるのです。
まとめ
シングルマザーが恋愛しにくくなっているのは、児童扶養手当を不正受給している人がいることが問題になっているようです。児童扶養手当が税金である以上、厳しく取り締まるのは仕方のないことといえるかもしれません。
でも、真面目にシングルマザーとして頑張り、彼氏の経済力に頼ることなく恋愛に光を求めているシングルマザーもいるはずです。そんなシングルマザーを応援したいものですね。