ママ友というとすぐにドロドロな展開になってしまうイメージがありますが、実際の声を聞いてみると、そんな悩みもなく楽しくママ友同士で遊んでいる方もたくさんいらっしゃるようです。
でも中には本当にドロドロしたママ友関係に疲れ切ってしまっているというお母さんも…。
ここではママ友ドラマのドロドロした展開をヒントに、どうママ友と接したらいいのか考えていきましょう。
ママ友に素直に悩みを相談してみよう!ドラマ「名前をなくした女神」
まずはフジテレビで放送されていた「名前をなくした女神」。
このドラマの中では、主人公は最初はママ友たちの輪にうまく入り込んでいけるのですが、小学校の受験を巡って嫉妬や見栄、嘘などのドロドロの世界に引きずり込まれていってしまいます。
それぞれの悪役のお母さんたちも、実は人に言えない悩みを抱えて、そのコンプレックスからいじめに走っているような描写が多かったです。このドラマから学べるのは「育児の悩みをオープンに話す」ということ。
確かにまわりの家庭が羨ましく見えてしまうこともあると思いますが、そんなプライドは捨てて悩みを素直に打ち明けてみるのはどうでしょうか?そうしたら意外と「私も本当はこんな悩みがあって…」とママ友同士でしかわからない悩みを共有することができるのではないでしょうか?
見栄を貼ろうとするといい方向に関係は進みません。少しづつ自分をさらけだすことで疲れないママ友関係が作り出せるのではないでしょうか。
ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」で学ぶ、ママ友とのタブーな話
次はTBSで放送されていたドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人~」です。憧れのタワーマンションに引っ越してきた主人公は、そのマンションの中に存在するママ友カーストに苦しむこととなります。
タワマンならではのカースト話にゾッとしてしまった人も多かったのではないでしょうか。そしてこのマンションの近所には連続誘拐事件が発生し、ラストに一気に全てが暴かれるというサスペンスな内容となっています。
このドラマでは主に受験への嫉妬や、旦那の収入への僻みが原因でママ友の関係が悪化していきますが、こういった話を参考にママ友との距離を考えるなら、現在の家庭の話ではなく出産時の苦労話など共通の点の話を共有したらどうでしょうか。
病院を決めるときにこういうことを気にした。ここの病院はいいとか、あそこの病院はダメだとか、出産の時の辛かった話など、嫉妬に繋がりにくい話題を共有すると僻みなどが出ずに素直に共感できるでしょう。
近所にこんなお店があった、などの話題もいいでしょう。どうしても他人を羨んでしまう女性も確かに存在するので、そういった人にはお金の話や子供の成績などの話はタブーにしましょうね!
ママ友と自分を比べない!!ドラマ「マザーゲーム~彼女たちの階級~」
そして最後に、TBSで放送されたドラマ「マザーゲーム~彼女たちの階級~」です。
シングルマザーの主人公がとある事情でセレブ幼稚園に子供を通わせることになったのが全ての発端。
こちらは子供よりも大人同士の葛藤がメインとなって描かれています。このドラマもお金のことでのママ友同士のカーストが出ている話が多いですね。このドラマを見て私が感じたのは、自分の子供と人の子供、自分の家庭環境と相手の家庭環境を比べないことが大事だと思いました。
ママ友同士の会話の中でも、まずは相手の家庭のいいところ、相手の子供のいいところを素直に喜び褒めてあげられるメンタルを持たないといけないと思います。
それぞれに悩みを抱えることは当たり前で、他のママ友に八つ当たりするなんていいことではありませんよね。いい大人なのですから、いつも穏やかに微笑ましいエピソードなどを交えながらママ友同士の関係をこじらせないように気を使えるといいでしょう。
ドラマのようにドロドロさせないママ友関係を作るには!!
ママ友といっても年齢も生きてきた環境もバラバラ。共通することは子供がいるということだけです。その中でみんな仲良く揉め事もなく…というのは難しいのかもしれません。しかしその中でもうまく関係を作れる人というのはそれなりに相手のことを考え心を広く持っているのではないでしょうか。相手のコンプレックスをくすぐらず、プライドで勝負しようとせず、お互いに助け合える関係を目指すことが、ママ友同士の関係を良好にする一番のポイントなのでしょう。