年齢を重ねても、病気で入院したり、足腰が弱って外出もままならなくなると、周囲の家族に迷惑がかかってしまうもの。
ボケてしまえば家族の介助が必要になります。そこで、ボケ防止ができる高齢者にお勧めの3つの趣味をご紹介していきます。
ボケ防止に料理をする
高齢者のボケ防止の趣味に料理?と思われるかもしれません。特に、毎日料理を作っている人にとって料理は当たり前のこと過ぎて、趣味でもなんでもないと思います。
でも、料理の行程に含まれる要素には、ボケ防止になるポイントがたくさんあるのです!
献立を考える
料理をする時、まず決めるのは献立ですよね。献立を考える時は、料理のジャンルから、料理の組み合わせ、素材の栄養素を考えるものです。食事は家族の健康を担うもの。頭を使って感えることで、腦が活性化されるのです。自ら作ったものを家族がおいしいと言ってくれたら、モチベーションアップにもつながります。
食材を買いに行く
今は、ネットショップで家にいながらにして食材の買い出しもできますよね。高齢者にはとても便利なサービスですが、ボケ防止にはなりません。お店に買い物に行くことが運動になりますし、買い物をする時に予算内で収まるか計算すれば、腦を使うことができます。
料理を作る
料理を作る時、どの料理をどのタイミングで作るか考えながら手を動かすのは、意外と大変なことです。段取りを決めることは、腦を活性化させます。最初は作るだけでも大変だと思いますが、最終的には片付けの段取りも考えながら進められるとベストです。
ボケ防止に、SNSを使って家族とやりとりする
今では、家族のやり取りは、電話よりSNSを使ったやり取りの方が多いのではないでしょうか?でも、ある程度の年代まではスマホを使いこなせますが、高齢者となると目が見えにくくなったり、指がうまく動かせなかったりと使用が難しくなるものです。
ここで敢えて高齢者にスマホを持たせて使わせてみるのです。実は、私の80歳越えの親にスマホを持たせて、SNSの使い方を教えたんです。未だに全ての機能は使いこなせず、孫に質問したりしていますが、使っているうちに段々と慣れてきたようです。
高齢者は新しいものに触れる機会が少なくなりますが、こうやって若い世代から色々教えてもらいながら挑戦するとできることがあります。そのうち、自分でアプリを入れてゲームをするようになったら、趣味が広がっていきそうですね。
カラオケで友人との交流や脳の活性化でボケ防止
高齢者の方が集まってカラオケを姿をしている様子を見たことがありますが、皆で一緒に歌ったり、踊ったりする人もいてとても楽しそうでした。カラオケの効果って、歌を歌って発散するイメージがありますが、高齢者がボケ防止になる趣味としてこんなメリットもあるのです。
大勢で楽しめる
カラオケは1人でもできますが、大勢で楽しむことで高齢者同士が集まるきっかけになり、お互いの状態を気遣うこともできます。それに、大勢の人がいる方が断然カラオケが盛り上がって楽しめますし、幸せホルモンが出て若返りも期待できるのです。
歌詞やリズムで腦を活性化できる
歌を歌うことは、簡単なようでなかなか難しいものです。それは、歌詞を読みながらリズムに合わせて歌わなければならないからです。カラオケで楽しみながらできるので、苦にならず自然と腦を活性化できます。
室内でいつでもできる
ボケ防止の趣味として続けるなら、天候に左右されない室内でできることがいいですよね。そういう意味では、カラオケは室内でいつでもできますし、座ってできるので体力がない高齢者にもおすすめなのです。
まとめ
ボケ防止ができる高齢者にお勧めの3つの趣味をご紹介しました。
いずれも簡単にできて、生活に取り入れやすいものばかりではないでしょうか。
いくらボケ防止であっても、趣味を淡々と続けていても楽しくないものです。家族や仲間と楽しめる趣味でボケ防止ができたら、最高ですね!