妊娠は女性にとって一大事です。初めてならもちろん、何度経験していても子供が元気に産まれてくるまで不安がつきないものです。
役10ヶ月間の間、ママのお腹ですくすくと育つ胎児の姿を毎日見られたら不安が少なくなりそうですが、実際にはそれは難しいですよね。
なぜなら、産院などの検診のタイミングは妊娠の時期で決まっており、基本的には行きたい時にいつでも行ける訳ではないからです。
だからこそ、ママは自分のお腹の中の胎児の動きや音には敏感になるものです。6ヶ月位から始まると言われているのが、胎児のしゃっくりです。「胎児もしゃっくりするの?」と驚く方がいるかもしれませんが、胎児もしゃっくりをするのです。
その頻度は胎児によっても色々で、どれくらいの頻度で起こるか分かりません。しゃっくりが毎日のようにおきても問題ないようですが、頻繁に起きるとママも胎児に影響がないか不安になりますよね。不安な気持ちになる前に胎児のしゃっくりについてご紹介していきます。
胎児のしゃっくりは何時頃から始まるの?
私も10年程前にお腹の中で胎児を宿した経験がありますが、その時は胎児のしゃっくりを頻繁に感じる機会があり、寝ている時も落ち着かなかった思い出があります。胎児の動きは、朝晩問わず突然起こるのでママはびっくりすることが多いものなのです。
その時、頻繁に起きる胎児のしゃっくりについてお医者さんに相談しましたが、胎児に影響がないと聞いて安心したのを覚えています。
胎児のしゃっくりは、早いと妊娠20週位から始まるそうです。でも、大体の場合が6ヶ月くらいから始まり、ママがしゃっくりだと認識するのは7ヶ月くらいだといわれています。いずれにせよ、初めて胎児のしゃつくりを感じた時は、今まで感じたことがない音がするので、びっくりすることと思います。
胎児はどうしてしゃっくりをするの?
今回のテーマを見て、胎児もしゃっくりするんだと初めて知った方もいるかもしれません。私も妊婦の時に不思議に感じたのですが、胎児はどうしてしゃっくりするのでしょうか?
羊水に含まれる異物やゴミを吐き出すため
胎児は、羊水の中で成長していることはご存知だと思います。その羊水の中に異物やゴミのようなものが含まれていて、羊水を胎児の中に取り込む際、喉や器官につまることがあるといわれています。その際にしゃっくりをして異物やゴミを吐き出しているのではないかと考えられているのです。
呼吸の練習をしているため
胎児がしゃっくりするのは、呼吸の練習をするためとも言われています。胎児は生まれてしまえば、自分の力で呼吸をして生きていかなければなりません。そのため、ママのお腹にいる時にすでに呼吸の練習をしていると考えられているのです。
しゃっくりは、横隔膜の動きによるものですが、呼吸をする時にも横隔膜の動きが関係するのです。呼吸をする時、息を吸うと横隔膜が下に下がり、息を吐くと横隔膜が上に上がるのです。胎児はこの呼吸の練習をして横隔膜を動かしているため、しゃっくりするといわれています。
胎児のしゃっくりはどのように感じるもの?
胎児がママのお腹の中でしゃっくりをしたら、ママはどのように感じるのでしょうか?実際に胎児のしゃっくりを体験した妊婦さんの感想によると、胎児のしゃっくりは、リズミカルな動きで、「トクン、トクン」という動きを感じるそうです。
胎児のしゃっくりを感じる場所は、人によって色々なようで、恥骨付近やお尻付近という意見があるようです。よく胎児のしゃっくりを感じる位置で逆子かどうか分かるという話題がありますが、胎児は羊水の中で常に動いているものなのでその特定は難しいようです。
まとめ
胎児のしゃっくりに関する話題についてご紹介してきました。胎児が毎日のようにしゃっくりすると不安に感じるものですが、胎児がしゃっくりする理由を理解すれば安心できるのではないでしょうか。胎児のしゃっくりは、胎児が元気に育っている証なので、安心してくださいね!