細かな気配りが重要!うさぎの寿命を長くする方法

茶色の毛の手乗りウサギ健康

耳が長くてぴょんぴょんと飛び回る可愛らしいうさぎ。日本ではペットとしてもおなじみですね。そんなうさぎは可愛らしい顔をして、自分に興味のあることだけを覚え、興味のないことは一切覚えないという徹底した性格の持ち主。

自己主張が強く、撫でられると嬉しそうにする愛らしいペットではありますが、しつけの方法や寿命についてはあまり知らない人が多いようです。ここではそんなうさぎの飼い方や寿命について説明していこうと思います。

スポンサーリンク

うさぎの性格には個体差がある

うさぎはあまり人に慣れないとは言いますが、それでも一緒に暮らしていることである程度自分から寄って来てくれるようにはなるみたいです。撫でられるのが好きなうさぎは、自分から近づいて来て「撫でて」とおねだりしたり、手や顔を舐めてくれる子もいます。

中には飼い主が大好きになりすぎて、ずっと後をついてくるような子も。これは個体差が大きいので、ペットショップに行った時に店員さんに相談してみるといいでしょう。

スポンサーリンク

うさぎの生活リズムは飼い主に似る!?

うさぎは朝と夕方が一番元気になります。他の時間は寝たり起きたりを繰り返しますが、目を瞑って爆睡、というわけではなく目を開けたまま寝ることもあるんだとか。

そんな寝方なので眠りは浅く、物音には24時間敏感なまま。そしてペットとして迎え入れると、徐々に飼い主の生活リズムにあってくるところもうさぎの可愛らしい一面ですね。

スポンサーリンク

ギネス認定は18歳!!うさぎの寿命は伸びている!?

うさぎの平均的な寿命は5年~7年といわれています。しかし最近では10年以上生きたという例も増えて来ていて、人間同様平均寿命は伸びて来ているようです。

ギネスで認定されているうさぎの寿命はなんと18歳!これだけ寿命に差があるのは、飼育環境が大きく関係していて、適切な環境で愛情を注ぐほど寿命は長くなりやすいのです。

うさぎは本来とてもデリケートな生き物。ストレスも感じやすく、骨折したり感染症になったりということも多々あります。なので飼い主がどれだけいい環境を作ってあげられるかで、寿命が大きく左右されるのですね。

スポンサーリンク

うさぎをできるだけ長寿命にする飼育方法とは

どんな動物を飼っていても同じですが、うさぎを飼っていて愛情が湧けば湧くほど長生きしてもらいたいと思うのが飼い主の本音。では、どんなところに気をつけると寿命が長くなるのでしょうか。

まず、うさぎを飼う時にはうさぎを視ることができる動物病院を見つけておくことが大切です。うさぎの元気が無くなっていると感じたときや、異状を発見した時にはすぐに病院に連れて行けるような環境にしておくことが重要です。

ちなみにうさぎは体調が悪くても見抜くことが難しい動物です。1年に1度か2度は健康診断などが受けられるようにしておくと安心ですね。そして、繁殖の予定がないうさぎに対しては早めに避妊手術、または去勢手術をしておきましょう。

前もって手術をしておくことで、病気を防ぐ効果があります。うさぎは他にも、骨がとても弱いことで知られています。家の中を飛び回って気がついたら骨折していたり脱臼していたりするケースが多く見られるので、抱っこの仕方や遊ばせる場所には特に気を使わなければいけません。

食欲に関してもしっかりチェックをし、少しでも食欲がない時にはすぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。とにかくマメに様子を伺い、すぐに病院に連れていけること、これがうさぎの寿命を長くさせる一番の秘訣です。

スポンサーリンク

24時間うさぎが快適に生活できるように配慮しよう

うさぎは5歳を超えると老化が始まり病気にもかかりやすくなります。毎日しっかり運動をさせ、適切なフードを与えることは基本中の基本。サプリメントなどで関節にアプローチするのもいいでしょう。

そしてうさぎは温度差にもとてもデリケート。エアコンで管理するなどして、常に24度前後になるようにしましょう。

うさぎの寿命を延ばして1日でも長く一緒にいたいという気持ちはわかりますが、そのためには細かい気配りが必要です。日頃の気配りと、異常があったときには早期に病院へ連れて行くこと。

うさぎが出したサインをどれだけ見逃さずにキャッチできるかが寿命を伸ばす鍵だと言えるでしょう。自分のうさぎが悔いなく快適に生きられるよう配慮してあげるのは、飼い主の役目であり愛情なのではないでしょうか。