「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがあります。
これは、何でも食べる犬でさえも見向きもしないという意味で、夫婦喧嘩など些細なことに過ぎず、すぐに元通りになることだから放っておけばいいという故事なのです。
夫婦喧嘩が原因で離婚する夫婦もいますが、夫婦喧嘩で色々なことを言い合い、それで収まれば夫婦喧嘩も悪くないかもしれませんね。
そこで、夫婦喧嘩で離婚の危機だと思っても、別れない3つの理由についてご紹介します。
夫婦喧嘩で離婚する前に!上手くやっていく方法3選。
夫婦喧嘩の原因は大抵ささいなこと
夫婦喧嘩の原因は色々あると思います。日常生活の中でのことだったり、それ以外のことだったりすると思います。お互い好きになって結婚した2人であっても、時には夫婦喧嘩をするものです。
夫婦喧嘩をしたからといっても、それがささいなことが原因であれば、大きな問題にならないし、ましてや離婚に至ることはないはずです。
夫婦生活の中では、相手のちょっとした振る舞いや態度など気になることがあります。それが何気なく注意したことでも、夫婦喧嘩は起こるものなのです。
むしろ、そういった小さい夫婦喧嘩を重ねて、お互い深く知り合っていくのが夫婦なのかもしれません。喧嘩もせず、ずっと仲良くいられたらいいですよね。しかしながら、夫婦といっても元々は他人同士なので、時にぶつかり合うことがあるのは普通のことです。
お互いの思いを言い合ってしまえば、すっきりする
つき合って結婚した仲でも、お互いのことを何でも知っている訳ではないですよね。私も結婚してから10数年経ちますが、未だに主人の知らない部分があったりします。それに、人は変わるものですから、ずっと同じという訳ではないんですよね。
主人と話していても、仕事で余裕のある時、そうでない時、色々あるのを感じます。余裕がなくてイライラしている時は、ささいなことで喧嘩になることが多々あったものです。それはお互いあることでしたが、お互いの思いを言ってしまえば、意外とすっきりするんですよね。
外にいる時は、なかなか素の状態で言いたいことを言える場面はないものです。でも、家庭の中なら主人と言いたいことを言うことができたのです。時に主人が言い過ぎて、「こんなことを言われるくらいなら離婚する!」と思うことがありましたが、お互い本気で離婚を考えることはありませんでした。
喧嘩する程仲が良いともいえる
夫婦喧嘩が原因で夫婦が離婚することはよくあることです。離婚に至るほどの夫婦喧嘩とはどういうものでしょうか。お互いに罵倒し合うようなひどい状態の喧嘩か、どちらかがけしかけても相手が何も言わない静かな喧嘩か、どちらかではないかと思います。
いずれの状態の喧嘩も既にお互いに愛情ことは明確です。愛情がないから言いたい放題になったり、寡黙になってしまうのです。そういう状態の喧嘩が続くなら、むしろ積極的に離婚を考えるべきだと思います。
でも、ほとんどの夫婦喧嘩の場合は、喧嘩する程仲が良いという類のものだと思います。相手に甘えたり、気づいて欲しかったり、楽しく過ごしたかったりするから、喧嘩するのです。喧嘩を経てお互いの気持ちを確認し、お互い譲歩することで関係が更に良くなっていくのではないでしょうか。
まとめ
夫婦喧嘩で離婚の危機だと思っても、別れない3つの理由についてご紹介しました。夫婦って不思議な縁で結ばれているのか、何度喧嘩をしても簡単に壊れない絆があると感じています。
そこには、夫婦を取り巻く家族がいることも関係すると思いますが、他人同士が意気投合して家族となった重みと責任があるからかもしれません。それ故に、夫婦喧嘩をしても離婚に向かうことはなく、お互いの関係性を高めていけるのかもしれません。