最近では共働き夫婦が増え、お父さんも積極的に育児に参加する姿が珍しくなくなってきました。でも、妊娠・出産するのはお母さんしかできないことですから、仕事をしていても頑張って乗り越えなければなりません。
晴れて妊娠が確認でき喜びに溢れていても、仕事をしていれば苛酷な現実が待っています。なぜならば、妊娠は病気ではないので基本的には今まで通り仕事をしなければならないからです。
特に、妊娠初期は見た目には妊娠が分からないものの、体が安定せずだるくなることもあるもの。お腹がさほど膨らんでいないので、辛くても職場では訴えにくいもの。
そんな時、お勧めしたい対処法3選をご紹介します!
妊娠初期で仕事内容が辛かったら職場や職種の変更をお願いする
仕事は、営業など動きのあるものから、デスクワークの静的なものまで、色々ですね。あなたがどのような仕事に就いていても、妊娠前と妊娠中ではそんなに変わらないと過信して仕事を続けるのは危険です。
会社によっては営業のノルマが厳しく、1日に何件もの顧客を回らなければならないということもあるでしょう。妊婦であってもそれを乗り越えられる人もいるかもしれませんが、妊娠初期でだるさを感じるようであれば、無理は禁物です。
会社の状況にもよりますが、職場や職種の変更をお願いしてみるのも1つの手です。妊娠期間は10ヶ月ほどでずっと続くわけではありません。だるいからとその仕事ができなくなるより、その時に自分が精いっぱいできる仕事で貢献した方が良いと思うのです。
妊娠初期は積極的に有給休暇を活用する
私自身も仕事をしながらの妊娠を経験していますが、妊娠初期のだるさといったら、何とも言えないものでした。通勤だけでも大変なのですが、会社にいても常にだるくて眠くて仕方ない、そんな感じでした。
その時は、出来るだけ普通に仕事しなければと思っていましたが、生産性は低かったと思います。でも、妊娠初期は体が出産に備えて大きく変わっている時なので、自分のことといえども抗えないのです。
だからと言って仕事に対して甘えていいということではありません。妊娠初期のだるさで仕事に支障が出るくらいなら、有給休暇を活用するほうがいいと思うのです。有給休暇取得は社員の権利なので、堂々と取得することができます。
休みながら体調が落ち着いてくるのを待ち、少しずつ妊娠に慣れていくことが大切です。くれぐれも無理しないでくださいね!
妊娠を期に働き方を見直す
妊娠前と妊娠後、また出産後では生活はどんどん変わっていきます。妊娠前は外回りも残業もバリバリこなしてきた方でも、妊娠すると同じようには働けません。しかも、妊娠初期のだるさを乗り越えて仕事をするのはそれだけでも困難なものです。
妊娠初期のつらい今、今後の働き方を考えるのもひとつの手だと思います。会社によっては、周囲の人の雰囲気で残業せざるを得なかったり、有給休暇が取得しにくい場合があります。そういう状況の中で、妊娠初期のだるさを理解してもらうのは難しいことでしょう。
辛さを我慢して仕事を続けた結果、体内で流産していたというニュースがありました。社会で女性が妊娠して仕事をするというのは、それだけ周囲からの協力が得にくいのだと実感させられるような出来事だったと思います。
それは極端な例かもしれませんが、妊娠を機に働き方を見直すことは大切なことだと思います。
妊娠初期で仕事が辛くなった時の対処法まとめ
妊娠初期のだるさと仕事をするのも辛くなった時の対処法3選についてご紹介しました。
私自身も会社勤めをしながら2人の息子を産み、育てました。今思えば、本当に辛く大変な時期だったと思います。妊娠は病気と違い、自分自身のことながら次にどんな症状が出てくるのか分からないところが難しいところ。
大丈夫と思っていても、大丈夫でないことがあるから怖いのです。妊娠初期の大事な時は無理せず、母体第一で過ごして欲しいと願っています。