美味しいイノシシ肉で焼肉を!気をつけるポイントは下処理法

公園で息絶えているイノシシ健康

野生の獣のお肉というと、臭みが強かったりクセが強くてあまり美味しくないというイメージ。しかしそんなジビエ料理のファンも多く、イノシシ肉や鹿肉を好んで食べる人もいますね。

今回は、普段ではあまり食べる機会の少ないイノシシ肉の焼肉について説明していこうと思います。実はこのイノシシ肉、鮮度や調理方法で、とっても美味しくなるんです!

臭みのないイノシシ肉の焼肉は、きっとあなたも気にいるはずですよ!

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イノシシ肉を食べるときの注意点

イノシシ肉といっても種類は様々。わたしもはじめてイノシシ肉を食べたときにはあまり美味しくないものだったようで、うわっ臭い!と思ったことを覚えています。

しかし、その1年後に他の店舗でイノシシ肉の焼肉を食べたのですが、その時はとても美味しくて感動したのです。どうやらイノシシ肉といっても味は様々。

確かに牛でも豚でも、美味しいお肉もあればまずいお肉もありますよね。では、イノシシ肉の美味しさの違いには一体どんな秘密が隠されているんでしょう。

まず最初に、イノシシ肉を食べるときに注意してほしい点があります。イノシシ肉などの野生の獣の肉にはE型感染ウイルスや寄生虫が潜んでいる場合があります。

それをうっかり食べてしまうと食中毒になったり病気の発生の元になってしまうので、ご自宅でイノシシ肉を調理する際には、中心まで火がしっかり通るように注意してくださいね!

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美味しいイノシシ肉とまずいイノシシ肉の違い

ではでは、美味しいイノシシ肉の秘密について迫っていこうと思いますが、まずイノシシ肉を食べるには猟師さんが狩をする必要があります。イメージとしては銃でバーンと撃って捕らえているように思いますが、最近ではくくり罠といって、イノシシが踏むと足がワイヤーでくくられて動けなくなるようなものも多く使われているみたいです。

イノシシ肉が臭くなる理由には、銃で撃ったり槍でトドメをさしてから、どれくらいの時間が経ったか、そのトドメのさしかたによっても味が左右されるとのこと。

なのでイノシシの種類で大きくまずいとか美味しいというよりも、この「仕留める瞬間」が味を変えてしまうのです。下手な猟師さんがとったイノシシは美味しくなくなってしまい、上手な猟師さんがとったイノシシは、塩コショウをして焼肉にするだけでも感動するほどの味になるのだとか。

そして、イノシシ肉で最も旨味を感じられるのは脂身。なので下処理も丁寧に脂を残しながらやらないと、旨味が消えてしまうのです。イノシシ肉は固くて臭い、なんて思っている方は、しっかりと下処理された脂ののったイノシシ肉を食べてみてください!

きっとイメージが変わりますよ!そんな美味しいイノシシ肉を知っているジビエファンは、イノシシ肉は焼肉にするのが一番美味しいといいます。塩コショウだけをふって、無駄な味付けはせず、イノシシ肉本来の旨味を味わうのだとか。

命の大切さを感じながら食べるイノシシ肉の焼肉は、きっととても美味しいでしょうね。

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イノシシ肉は栄養価が高くダイエットにも最適

ちなみにイノシシ肉には栄養素もたっぷり入っていて、カリウムやリン、亜鉛がとっても豊富なんです。そして高タンパクで低脂質なので、ダイエット中の方にもオススメできちゃいます!

カロリーも牛肉の60パーセントほどしかなく、健康重視の人がジビエにハマる理由にも納得。食べ方は焼肉か鍋にするのが一般的ですが、美味しいイノシシ肉が手に入ったらぜひ焼肉にすることをオススメします。

焼肉にすると、鍋にするよりもイノシシ肉本来の旨味が味わえます。健康にも良く、ダイエットに効果的で、旨味がぎゅっと詰まったイノシシ肉。ぜひみなさんも試してみてくださいね!