大切に育ててきた息子もいつか結婚する時がくるものです。
息子が結婚することで避けられないのは、お嫁さんを含めた家族づき合いです。
世間では嫁姑問題が取り沙汰されることがありますが、誰も問題を起こしたくて行動している訳じゃないはず。姑が嫁を思うあまり、あれやこれやと言い過ぎてしまうのが、原因ではないでしょうか。
私も結婚してから数年間は、姑の過干渉ぶりに閉口していたことがあります。こちらとしては特に落ち度はないつもりでいたのですが…
結婚しても家族であることに変わりはないので、息子夫婦とは程良い距離でつき合っていけたらいいですよね。
そこで、息子夫婦との正しいつき合い方について、ご紹介していきたいと思います。
息子夫婦に過干渉にならないように努める
息子を思うあまり、結婚しても過干渉になってしまうことはないでしょうか。特に母親は、息子を心配するあまり、新生活をうまく送れているか、あれこれ気がかりになると思います。
親が息子夫婦に過干渉ぶりを発揮する大きなポイントとして、孫への対応が挙げられます。かわいい息子の子供ですから、当然孫もかわいいはず。欲しいとも聞いていないのに、やたらとおもちゃを買い与えたり、孫に会いたいからと言ってしょっちゅう息子夫婦を訪問することがあるかもしれません。これもやはり過干渉になります。
過干渉にならない方法は意外と簡単です。自分が姑にされたら嫌なことを息子夫婦にしないと心掛けるだけでいいのです!
息子夫婦には頼られた時だけ、手を貸す
息子夫婦が新婚の時は、親として新生活をどうしているか気になると思います。今まで一緒に暮らしていた息子が結婚を機に離れて暮らすようなケースなら、更にそうではないでしょうか。
親としては、息子夫婦に必要なものはないか、不便に感じていることはないかと、あれこれ考えるのではないでしょうか?
ひどい時には、息子夫婦に了承を得ず、勝手に色々なものを送りつけてしまうことも…
これはもはや親切ではなく、おせっかいかもしれません。
息子が結婚したということは、1つの新しい世帯をもったということです。家族を支えるために息子も懸命に新生活を営んでいるのです。それなのに、親が横からあれこれ手を出してしまったら、それが台無しになってしまうこともあります。
一緒に暮らしていても、離れて暮らしていても、お互いそれぞれの世帯として生活しています。息子夫婦が困ってどうしようもなくなり、親に頼ってきた時だけ手を貸すのがベターです。
息子夫婦とお互いの生活を大切にする
息子夫婦と同居している場合、難しいのはお互いの距離感ではないでしょうか。お互いの生活の仕方が見え過ぎてしまうので、やりづらさを感じることがあると思います。
見えてしまうとあれこれ余計なことまで口を出したくなるのが人間というもの。でも、それではお互い窮屈になり、生活しにくくなってしまいます。
お互いの生活が見える環境でもそうでなくても、それぞれの生活を大切にしていくことを心がけていきましょう。いくら家族同士であっても、1つずつの家庭ですから、それぞれの生活ペースや生活様式が違うのは当たり前。それに対して「こうでなければ」という考えで疑問に感じたり、指摘しないことが大切です。
息子夫婦との正しい付き合い方まとめ
息子夫婦との正しいつき合い方3選をご紹介しました。
そのポイントは…
1. 過干渉にならないように努める
2. 頼られた時だけ、手を貸す
3. お互いの生活を大切にする
息子夫婦とのつき合い方は、誰しも悩むところだと思います。それは、自分自身も結婚して夫の両親とのかかわり方を体験してきたからかもしれません。
息子夫婦に対して良い姿だけを見せる必要はありません。お互いの家族を尊重し合い、家族関係がうまくいけばそれでいいのです。