学校を卒業して、就職し、適齢期になれば結婚すると思っていた息子がなかなか結婚しない…ということは、珍しくないようです。
親も年を取れば、孫の顔の1つも見たくなるものです。ついつい息子に「そろそろ、孫の顔を見せてよ」などと言ってしまうことがあるかもしれません。
息子を急かしたところで、結婚が近くなる訳ではありません。
結婚をしたくないのか、したくてもできないのか息子の気持ちを確認し、必要であれば行動していくことが大切です。
息子が結婚しない理由は色々あると思いますが、ここではその中から代表的な3つの理由をご紹介していきます。
息子が結婚しないのは独身の方が楽だから
昭和の時代には、男性は一家の主として家庭をもつことが一人前の証とされていました。
時代と共に社会が変化し、結婚の考え方も大分変ってきて、結婚をそのようにとらえることは少なくなったのではないでしょうか。
核家族化が進み、家族で過ごす時間よりも個人で過ごす時間が増え、家族で暮らすことに大きな意義を見出さなくなってきている時代になっているのです。
つまり、息子が生活してきた中では、結婚して家族をもつというミッションを背負うより、独身のまま1人の時間を過ごす方が楽だと感じているのです。
「結婚したくない」というよりも、「ずっと独身でいたい」という意識が強いため、結婚しない今の状況があるのです。
もはや、過ごしてきた時間を変えることはできませんから、息子の中の意識を変えなければ結婚させるのは難しいかもしれません。
結婚して家庭をもちたいということよりも、相手に魅力を感じ、この人と一緒にいたいというという気持ちになれたらいいかもしれません。
結婚しないのは将来のお金に不安があるから
息子が結婚しないことに不安になるということは、息子はそれなりの年齢だと思います。
仕事場では既婚者から結婚に関する話題を見聞きすることがあるはずです。
結婚自体に未来を感じない訳ではないけれど、子供の教育費や老後のお金のかかり方を考えて、二の足を踏んでしまうことがあるかもしれません。
将来のお金に不安があるため、結婚したくても踏み切れないのです。
それなりにお給料をもらっていれば、そこまで問題はないかもしれませんが、お給料の金額がそれほどではなく妻を養うのが精一杯となると、子供をもつことさえも叶いません。
息子の世代であれば、大学卒の人も多く、子供ができたら自分と同じように大学まで行かせたいと思うはずです。
それも満足にできないのに、結婚なんてできないと思うのは普通のことではないでしょうか?
独身男性が相手を見つける場がないから
自分の息子を見ていても感じるところですが、今は本当に草食男子が多いなと思います。
男子高校生なんて女子に飢えているにきまっていると思っていたら
、うちの息子は全然そうじゃなかったので、驚きました。
草食男子として青春時代に恋愛の経験をしていないと、相手を見つけようとしても見つけ方が分からないものです。
先日、うちの息子に「結婚したくないの?」と聞いても、「結婚したくても相手を見つける場がないから」と言い放たれました。
おそらく、相手を見つける場がないというより、相手の見つけ方が分からないという言い方が正しいと思います。
息子が結婚しない理由まとめ
息子が結婚しない3つの理由をご紹介しました。
その理由は…
1. 家族をもつより、独身の方が楽だから
2. 将来のお金に不安があるから
3. 相手を見つける場がないから
実際に息子が結婚しない理由を挙げてみて、どの理由も時代背景が絡んでいるもののように感じました。他にも結婚しない理由が考えられるかもしれませんが、息子が結婚しない問題をクリアして、無事にゴールインできることをお祈りしています!