正月になると恒例行事となる親戚の集まり。この面倒な行事に嫌気がさしている人は実はとても多いのではないでしょうか。
親戚付き合いを楽しめる人にとってはいいですが、面倒だと感じる人にとっては正月のこのイベントは辛いものでしかありません。
特に田舎の方だと、本当に血が繋がっているのかわからないくらい大勢の親戚が集まるところもありますよね。ここではそんな面倒な正月の親戚の集まりについてお話ししようと思います。
正月の親戚の集まりに対する気持ちは個人差が大きい
今の時期になると、待ちに待った正月休みに心を躍らせている人もいるでしょう。
実家に帰って久しぶりの旧友と酒を酌み交わし、懐かしい思い出話に花を咲かせるのはとても素敵なこと。
しかし、ここで必ずついてくるのは正月に行われる「親戚の集まり」という謎の一大イベント。
親戚付き合いが深い家庭は特に大きな集まりとなり、それを楽しみに思う人もいれば面倒に思っている人もいるはずです。
特に結婚した相手の親戚の集まりなんかは気を使うだけで、心から楽しめる人は少数派なのではないでしょうか。おせち料理を食べながらワイワイ楽しい親戚の集まりなのか、罰ゲームのような親戚の集まりなのか、これは個人の捉え方次第で天と地程の差があるようです。
結婚相手の親戚の集まりが面倒で行きたくない時には
元々親戚の集まりが好きだったか嫌いだったかに関わらず、自分の親戚ではなく結婚相手の親戚と正月を過ごすということは、一番面倒なものです。
気を使ってダラダラできないし、姑との確執なんかも関わってきてしまう人もいるでしょう。
そういった人はまだ、自分と血の繋がった親戚の集まりに行った方が気が休まりますよね。なので正月には夫婦別々で親戚の集まりに出るというスタイルも今ではとても多いようです。
来れない理由を聞かれても、そこはうまく仕事の都合だとか体調不良だとか、パートナーと話を合わせてもらい協力し合うことが必要です。
正月の親戚の集まりが面倒な時には、波風を立てずに不参加できる口実が作れると一番いいでしょう。正月の親戚の集まりが面倒でどうしても行きたくない時には、友人やパートナーと旅行に行ってしまうことも手です。
旅行に行くことを伝えておけば、無理やり親戚の集まりに来いと言われることはまずないでしょうし、自分たちも自由な正月休みを楽しむことができます。
もちろん旅行に行ったフリをするというのもあり。それで文句を言ってくるような親戚なら、そもそも付き合いをする必要もないのではないでしょうか。
正月の親戚の集まりを楽しむ為に考え方を変えてみよう
親戚の集まりが面倒だと感じる人もいれば、正月くらい親戚で集まるのもいいじゃないかという人もいます。
考え方を変えてみれば、親戚の集まりがあるということは意外と素敵なことなんです。集まれる場所があるというのは貴重なもので、これからの時代はどんどん少子化が進んで親戚の集まりは小規模化していくとみられています。
もしかしたらあと20年もすれば、正月の親戚の集まりという恒例行事自体が珍しいものになってくるのかもしれませんね。
私の家庭も子供の時には毎年正月には親戚の集まりがあり面倒だなと思っていましたが、今ではどんどん集まる人も少なくなって私は3年に1度程しかいかなくなってしまいました。
そうなると意外とちょっと寂しかったりもするものです。お正月くらいは、親戚の集まりに顔を出してあげるというのもいいものなのではないでしょうか。
葬式でしか顔を合わさない親戚になってしまったら、それこそ寂しい関係ですからね。子供の時には、正月の親戚の集まりに行っても「みんな腰が痛いとか肝臓が悪いとか、病気のはなししかしなくてつまんないな」なんて思ってましたが、今ではそんな話にも少しは参加できるようになり、自分が大人になったことに気づかされたりします。
なので毎年必ずとはいかなくても、たまーには、親戚の集まりを楽しんでみようと思えるようになれたら素晴らしいことなのではないでしょうか。