豆腐は賞味期限を過ぎても食べられる?大丈夫で済まされない事実とは

ざるにあげた絹ごし豆腐食関連

豆腐はおかずに使うポピュラーな食材ですよね。生でも味わえますし、和洋中と色々なアレンジが楽しめるので、定番おかずの食材として使われることが多いと思います。我が家でも、豆腐は冷蔵庫に切らすことがない食材です。

たまにやってしまうのが豆腐の賞味期限を切らしてしまうこと。少しなら大丈夫と思っていても、大丈夫でないこともあるのです。そこで、賞味期限が切れた豆腐は食べられるのかどうかについてご紹介していきます。

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豆腐とは

豆腐は大豆から作られていることは知られていると思います。それでは、豆腐はどのように作られているかご存じですか?簡単にいうと、豆腐は大豆の搾り汁である豆乳をにがりで固めた大豆加工食品なのです。

日本は豆腐の種類が豊富なので、豆腐は日本ならではの食材と思っている方もいるかもしれません。実は、豆腐は中国を始め、アジア各地で広く食されている食品なのです。豆腐の作り方はとてもシンプルなのです。店舗で購入しなくても材料を揃えれば家庭で作ることもできます。

豆腐の種類

スーパーや豆腐専門店に行くと、ものすごい種類の豆腐と出会うことができますよね。ちょっと変わった豆腐を見つけると、少々価格が高くても味わってみたくなるものです。次は、豆腐の基本的な種類についてご紹介していきます。

■木綿豆腐

豆腐の中でも比較的形がしっかりしているのが木綿豆腐です。豆腐の表面に布目のような柄がついていることにお気づきの方もいるかもしれません。これは、木綿豆腐用の型箱に布を敷いたところに凝固剤を加えた豆乳を流し込んで圧縮・成形しています。

■絹ごし豆腐

木綿豆腐と同じくらいポピュラーなのが絹豆腐ではないでしょうか。絹ごし豆腐は柔らかく崩れやすいので、調理の時に気を使うものですよね。絹ごし豆腐は、濃いめの豆乳に凝固剤を入れて固め、絹ごし用の型箱に流し込み、固めて水にさらしています。

■充てん豆腐

一般的な豆腐よりも長く保存がきく豆腐を見たことはありませんか?これは、充てん豆腐といわれるものです。絹ごし豆腐を作った時の濃い豆乳を冷却し、凝固剤を入れます。

そして、合成樹脂製の容器に充てんし、90度くらいの温度で4050分程度加熱し成形します。その後さらに冷却して完成します。加熱して凝固させるので長期保存に向いている豆腐なのです。賞味期限が長い豆腐は嬉しいですよね。

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豆腐の賞味期限は

今では、スーパーや専門店などでパック詰めされた豆腐を買うことが一般的ですが、いずれの場合でも、豆腐の賞味期限はあまり長くありません。豆腐に嫌な臭いやぬめりがなければOKと判断する方もいますが、それだけで判断できることもないので注意が必要です。

豆腐に限ったことではありませんが、豆腐のパックに表示されている賞味期限や消費期限は、開封後ではなく、開封前のものです。この期間を過ぎたら、無理に調理して食べることは避けた方が無難です。

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 豆腐の保存方法とは

豆腐を買ったら、どのように保存していますか?豆腐は冷蔵して売られているので、自宅で保存する時も冷蔵庫で保存することが多いと思います。豆腐は冷蔵庫に入れておけば安心と感じますが、表示されている期限内を過ぎても問題ないでしょうか?

豆腐は冷蔵庫に入れて、10度以下の状態を保っておけば、大体3日程度はその鮮度を保つことができます。ですが、温度が3040度になると菌が繁殖しやすくなってしまいます。夏場に豆腐を購入して来る時は、注意が必要です。

一般的に豆腐はパックに入った状態で販売されていますが、この状態は豆腐にとってあまり良いとはいえません。なぜならば、パックに入ったままの豆腐は、実はアクがたまりやすいので、豆腐が傷みやすくなってしまうのです。

豆腐をパックごとお湯に浸ける

もし、豆腐をパックのまま保存しておきたいなら、パックごとお湯に2分程度浸けるか、電子レンジで1分程度加熱することをお勧めします。その後、必ず豆腐の熱をとってから冷蔵庫で保存してくださいね。

パックから取り出してタッパーで保存

豆腐をパックから出し、殺菌したタッパー等で保存する方法もあります。パックから出した豆腐を布巾などの清潔な布に包んで水に浸して保存する方法です。毎日水を入れ替えることで、豆腐を新鮮な状態に保存することができます。

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まとめ

・豆腐の種類は、使う豆乳や作り方によって分かれている

・豆腐の賞味期限は短い

・豆腐の賞味期限や消費期限は、豆腐が未開封の状態に有効

・豆腐の保存方法は、

豆腐をパックごとお湯に浸ける、電子レンジで加熱する、パックから取り出してタッパーで保存する