祖父母にとって孫の存在はかけがいのないものですよね。
うちの父親も私の息子のことが本当に可愛いとよく言っているものです。でも、祖父は孫のことが本当に可愛くて仕方ないのに、孫が祖父を嫌ってしまう場合があるのです。
祖父と孫は大切な家族なので、できれば仲良くして欲しいもの。
孫が祖父を嫌ってしまう理由を知って、なんとか解決したいですよね。そこで、祖父が孫に嫌われた時に試したい3つの方法をご紹介します。
子供に嫌われる祖父は好きが先行して相手が見えていない
あなたの子供。つまり祖父からみた孫。
祖父は孫のことを溺愛するものですが、嫌われるという場合はもちろん孫にとって嫌なことがあるからです。
自己表現が上手く出来ない年齢でも感情はありますからね。
子供のことを良く考えることで普通のコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
孫に嫌われている原因を確認する
孫に嫌われていると感じても、特に悪いことはしておらず原因がつかめないこともあることでしょう。
そういう時は、孫の親にそれとなく孫に確認してもらうことをお勧めします。
孫に嫌われている理由を本人に聞いても、明確な答えが出てくるとは限らないからです。
以前、私の父親が「孫の態度がそっけない」と私に言ってきたことがあります。
その時は、子供にそれとなく理由を聞いてみました。でも、特にこれといった理由はなかったのです。
でも、その当時の子供は反抗期真っ只中で、親に対してもそっけない態度をとっていました。今思えば、それが理由だったのかもしれません。
このように子供の成長段階によっても、家族に対する接し方が違いますし、ささいなことで相手を嫌いと感じることはあるものです。
嫌われている理由を確認しても答えが出ない時は、嫌われていることを気にしなくてもいいかもしれません。
孫への関わり方を変えてみる
もし、祖父が孫に嫌われてしまったら、祖父の生きがいがなくなってしまいそうですね。孫に嫌われたと落ち込む前に、どうしてそうなってしまったか思い出してみてはどうでしょうか?
孫に会う頻度や関わり方に問題がなかったか考えてみましょう。孫に会いたい気持ちが募り、ついつい頻繁に会いに行ったり、過干渉になったりしていなかったでしょうか?孫がいくら可愛いといっても、自分の都合だけで孫に会いに行っては孫も迷惑なものです。
また、自分の親からあれこれ言われるのと違い、祖父から言われるのは嫌なものです。孫としては、祖父はめんどくさいから、関わりたくないと思ってしまうかもしれません。祖父の立場としては、孫が可愛くて心配だから干渉してしまうと思いますが、孫の面倒は両親がするものですよね。
祖父は、たまに孫に会って、適度に甘やかす立場でいいのではないかと思います。そうすれば、孫が祖父を嫌うことなく、また会いたいと思ってくれるかもしれません。
孫の好きなことに興味をもってあげる
人は、自分に関心をもってくれる人が好きなものです。だから、孫に好かれたいと思った
ら、孫の好きなことに興味をもってあげるのが1番です。それなのに、自分の過去の経験から、自慢話や思い出話ばかりを孫に話していることはありませんか?
孫に昔の話をするのが悪い訳ではありませんが、世代が離れている孫には退屈な話もあるものです。孫は「おじいちゃんが来たら、またあの話をするかも…」と警戒し、嫌いになっていく可能性があります。
孫の年齢にもよりますが、孫が好きなものを知り、興味をもってあげると孫は喜びます。その話を聞いて好きなおもちゃを買って行ってあげたら、「おじいちゃんは自分のために買ってくれた」と喜ぶはずです。
孫は特別な存在ではありません。自分が子育てをしていた時のことを思い出せば、自然と好かれる対応ができるのではないでしょうか。
まとめ
祖父が孫に嫌われた時に試したい3つの方法をご紹介しました。
子供はあまのじゃくなので、今日は好きでも明日には嫌いになることもあるものです。祖父が孫に嫌われたらショックですが、子供は所詮そんなものだと考えておけば、気が楽になるのではないでしょうか?