母親としては、大切な息子が決めた結婚を祝ってあげたいと思うもの。
でも、場合によっては息子の結婚を素直に祝福できない時もありますよね。
例えば、息子が連れてきた相手の年齢や性格が気に入らない、息子が自分の家族よりも彼女を大切にするなど、今まで息子を育ててきた苦労が水の泡に感じられることも。
そんな時、なんとも言えないジレンマを感じることと思います。
この結婚を賛成すべきか反対すべきか悩むこともあるでしょう…
息子の結婚を許せないと思っても、息子の幸せを願う親として息子意思は尊重すべきだと思います。
そうだと分かっていても、なかなか気持ちを切り替えられない時に、考えたいポイント3点をご紹介します。
息子の結婚相手のことをよく知る
一般的な話ですが、一生連れ添う結婚相手にもかかわらず、結婚前に親と会う機会はほとんどなく、結婚へと進むものです。
おそらくそれは、親が本人たちを信用して、結婚という行為を任せているからだと思います。
でも、息子の親が許せない結婚だったら、そうはいかないでしょう。息子に相手のことを色々と聞き出し、息子を困惑させてしまうかもしれません。
もし、息子の結婚相手が気に入らなければ、結婚相手のことをよく知ることから始めてみることをおすすめします。
結婚相手のことをよく知らないとどんどん疑心暗鬼になり、余計に相手の嫌な印象が膨らんでいってしまうからです。
まずは、結婚相手と会い、話をすることでお互い知り合っていくことが大切です。そうすることで、今まで見えなかった良さがきっと見えてくるはずです。
自分が育ててきた息子のことを信じる
息子が小さい時は、親として正しい道に息子を導いてきたと思います。
とはいえ、息子が反抗する時期もあり、厄介な存在となっていた時もあることでしょう。
でも、親と息子の色々なかかわりの中で、親が思う以上に息子は立派に育っているものです。
親や様々な環境の中で得たことを糧にし、自ら行動しているはずです。
息子の結婚を許せないと感じた時、自分が育ててきた息子を信じてみてはどうでしょうか?
息子は、息子ならではの視点で、様々な女性とつき合い、結婚相手を選んだはずです。もちろん、その女性の中には必ず母親も入っているのです。
たとえ、何らかの理由で息子の結婚が許せないと思っても、息子のことを信じて行動させてみてはいかがでしょうか。
結婚は幸せなだけでなく、多くの試練があるものです。それだけをきちんと教えていけば、息子は新たな生活をしっかりと乗り越えていくはずです。
自分の親がしてくれたことを思い出す
あなたが結婚する時、あなたの結婚相手は親が満足する相手だったでしょうか。
親は直接言葉にしなかったかもしれませんが、親の思うような相手じゃなかったかもしれません。
いつだって親は、息子の幸せを願うあまり、自分の理想の結婚相手を思い描いているものなのです。
それでも、親は結婚相手を受け入れようと、快く接してくれたのではないでしょうか。それは、あなたを信じているからこそできことなのではないでしょうか。
親は息子を育てる中で、いくつもの決断をしてきています。息子の決断は息子を育てる上で最後の決断かもしれません。
息子が決めた幸せなら相手がどんな人だろうと、親は祝福すると決めるはずです。
息子の結婚が許せない時は、自分の親がしてくれたことを思い出してみましょう。
息子の結婚を許せないときの考え方まとめ
1. 結婚相手のことをよく知る
2. 自分が育ててきた息子のことを信じる
3. 自分の親がしてくれたことを思い出す
息子のことを思えば思うほど、結婚相手のことが気になるもの。
でも、息子が決めた結婚を黙って祝福してあげるのも親の務めなのかもしれませんね!