「自分は仕事ができない」と悩むことは有意義です。
悩むということは仕事が出来るようになりたいと思っているからであって、ネガティブな思考からの向上心の現れです。
まわりから、「あの人仕事できないな」と思われているにも関わらず威張り散らす人だっているのです。あなたはこれから仕事が出来るようになれば良いだけです。
私も会社員でした。仕事は出来るようになりたい。出世争いもある。
年齢関係なく実力主義の会社だったので、役職で後輩に抜かれたこともありましたし、逆に先輩を抜いたこともありました。
その中で私が強く感じたことは “経験の強さ” です。
そして悩まないためには “目的の違う誰かと比べない” ということ。
今日は仕事が出来る人の事。あなた自身の事。今後どうすれば良いか。
この3つについて書いていきますので、参考になれば幸いです。
積み重ねこそが最大の武器になる
仕事は積み重ねです。
今悩んでいることを改善しようと取り組んでいれば、来年には出来るようになっています。
自分が1年目に受け持っていた仕事を思い返せば、すでに今の自分にはどうってことのない仕事になっていませんか?それでもその当時は出来なくて苦しんだこともあったはずです。
出来るようになったのは、きちんと積み重ねて来たからです。
ただし、悪い方法でどれだけ積み重ねても成長はしません。
良い積み重ねをしていくことで力になっていきます。
仕事が出来る人の話を聞いても、皆さん苦労していた時期というのはあります。
その時期を乗り越えて、改善し、積み重ねてきたことで誰にも追いつけない人になることが出来たのです。
ただし、どのような世界にも天才はいます。
私の思う、仕事上での天才は泉のようにアイディアの湧く人です。
そして、自分だけではなくまわりを巻き込んでいきます。
かつてエジソンは「99%の努力と1%のひらめき」という言葉を残しましたが、あれは意味をよく勘違いされています。本当の意味は99%の努力は当たり前、1%のひらめきが出来るかどうかが大事と言っていたのだそうです。
そういう人と自分を比べている時は正直辛かった時期があります。
「あんな風になれるのかな」または「ならなくてはいけないのかな」と思ってしまうとそれは苦しい。でも、もっと普通に仕事が出来るくらいで私には十分でした。
そう思ったらあまり悩まなくなりましたね。
誰かと比較をせずに、まずは正しい心を持って仕事に臨んでみましょう。
出世したいのか仕事が出来る人になりたいのか
ここからは自分が仕事でどうなりたいのか考えてみましょう。
- 仕事ができて出世する人
- 仕事は対してできないが出世する人
- 仕事ができるのに出世できない人
- 仕事ができなくて出世もできない人
会社員は以上の4パターンに分かれると思っています。
そして、働いている人は何かしらの仕事の悩みを持っていますが、目的の違う誰かと比べて悩むのは馬鹿馬鹿しいです。
例えば私は出世を望んでいなかった人でした。なぜならば、ずっとその会社で働くと思っていなかったからです。そして実際に辞めたわけですが、働いているうちは居心地の良い環境にいたかったので、③を目指していました。
出世を望む人からすると③のように仕事をしている人なんて甘っちょろいのかもしれませんが、先に述べた通り働き方は人それぞれですのでそこを気にしていると無駄なストレスがたまります。
家族のために働いているならなりふり構わず出世を目的として、②のような人を目指しても良いと思いますよ!
未来を見据えて仕事をしていれば、闇雲に辛いと感じることはなくなります。
自分の望む未来像の人物を見つけて真似よう
仕事の出来る人はこうだ!
みたいなことを色々な本で読みましたが、そんなスーパーサラリーマンは会社に1人か2人しかいないと思うのです。
私の意見は、仕事の出来る人は「会社によって違う」です。
例えば、仕事の出来る人はデスクがきれいとかよく書かれていますが、整理整頓は得意じゃないけど、人当たりが良く、上司からも部下からも好かれている人とかいませんか?
もちろんその人が整理整頓も出来れば凄いですけど、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉もありますし、欲張らない方が良いと思います。
そこでオススメなのは会社のポジションの中で自分が望む未来像の人を真似ることです。
更にオススメなのは何人かを見つけて自分なりに良い所を調合すると良いです。
実際、最初は出来る人の真似をしていたと話す人は多いですよ。
少なくとも追い抜きたい、追いつきたい誰かはいるでしょうから真似てしまうのが最も手っ取り早いです。
念のために言っておきますが、良い所だけを真似るんですよ!
その人になり切ってしまって、悪い所も真似たりする人がいますが、それは論外です笑。
仕事が出来ない人へのアドバイスまとめ
仕事をしていれば、出来ないと感じることはたくさんあります。でも、辛いと感じてしまったら今日のように立ち止まって考えてみると良いです。
では、まとめます。
・仕事が出来る人になるために良い経験を積み重ねる
・誰かと比較をせずに自分自身がどうなりたいのかを把握する
・自分の望む未来のために仕事の出来る人を真似る
今日から仕事が出来る人になれるわけではないです。でも読んでみて少しでも気持ちに変化が生まれたのなら、明日から良い経験を積み始めてみて下さい。