体育教師の年収は〇〇〇万円。報酬は仕事に見合っているのか考えた

学校の体育授業で飲み終わった後の蛇口の水滴仕事

AI技術の発展によって仕事を奪われる職種が予測されています。教育職員(教員)はAIによって、その職を奪われないであろう職業にあげられています。

それほど人間でなければこなせない職業なのですね。例えば体育教師であれば「体育実技」を受け持ち、その身体運動の方法をスポーツを通じて指導して、身体的、精神的、社会的発達を助成涵養する役割を担っています。

ですからとてもやりがいのある仕事だと思います。この記事では体育教師の年収と仕事内容に合う金額なのかの考察をしていきます!

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体育教師の年収

 体育教師だからということでの給与体系があるわけではありません。公立学校なら地方公務員という位置づけですから、その給与体系になります。具体的な数値をみてみると、以下の通りです。

<小学校・中学校教師平均給与>(平成26年)

地方公務員給与実態調査結果の概要

平均年齢

43.4歳

平均給与

367,201円

諸手当

53,239円

月額給与

420,440円

賞与 

166,0738 円

年収

6706,018円

<高校教師の平均年収>

賃金構造基本統計調査

平均年齢

43.6歳

勤続年数

15.0年

労働時間

166時間

平均月収

431,000円

平均賞与

1726,000円

平均年収

6898,000円

私立学校であれば、それぞれの学校の建学の精神や教育理念と教育方針に照らして各学校で決められていますが、公立高校と比べて大きく差があるわけではありません。ただ有名高は比較的高い傾向にあるようです。

ただし部活動による大会や練習があった場合は手当が出る場合もありますが、学校によって手当には違いがあります。

なお、厚生労働省から出されている2017年版「賃金構造基本統計調査」の職業別ランキングをみると、129の職業の中で高校教師(公・私立区別なし)は12位となっています。なぜか中学校教師はランキングにありませんが、高校教師よりやや下位になると思います。

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体育教師の需要と供給は今後どうなる?

学校の体育時間でフットサルをする学生

 現在、中学校または高等学校の保健体育科の教員免許を取得できる大学は、全国で200以上もあります。

その過過程を修了し保健体育科の免許取得した実態は、平成27年度の中学校の場合、1種で4484件、高等学校1種で9045件となっています。ほとんどの場合、中学校と高等学校をダブって取得しているので人数で言えば5千人は下らない人数だと思います。

また、2015年度の教育採用試験(公立学校だけ)合格者数は、全国で総数は確認できているだけで中学校923名、高等学校が753名です。将来、この数字は少子化のため少なくなることは容易に予測できます。

したがって、多くの大学で保健体育科の教員免許が取得できる一方で、少子化の影響で、保健体育科の教員として就職できる確率は増々低くなるわけです。

これほど多くの免許取得者が出ているにもかかわらず、教員採用試験合格者数はきわめて少数です。ほんの一握りの人しか晴れて体育教師になることができません。需要と供給がアンバランスということです。

 体育教員希望のみなさんは、このことを肝に銘じておいてください。

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現役体育教師の生きがい

 現役体育教師の仕事っぷりをインタビューした記事があります

【シゴトを知ろう】体育教師 編 | 進路のミカタニュース
文理選択や進学先を決める際、将来就きたい仕事について考えることはとても大切ですよね。 今回は、保健体育科の教師として働いている西本さんに、教師になるため心がけたことや、体育教師という仕事のやりがいについてお話を伺ってきました!

とても参考になりますので、ご紹介します。

現在、東京都の公立中学校の保健体育科の教師で保健体育の指導に加え、クラス副担任も兼任していて、朝7時40分の出勤から夜18時からの翌日の授業準備と毎日忙しくされています。

生徒たちの「できない・つまらない」を「できた!楽しい!」にいかに近づけられるか。それが体育科の教師として感じる“仕事の楽しさ”。

 以下、教師になろうとした経緯、教師になるために大学で学んだこと、高校生のときから夢はなることだった、見返りを求めず人のために働ける人が教師に向いている、など教師としての生きがいを語っておられる。

最後に教師になりたいという高校生へのメッセージとして、「どの教科を目指すのか、できるだけ早い段階で絞る」「生徒たちに頼られる先生になるため、学生時代の勉強もしっかりおさえておきましょう」と締めくくっておられます。

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まとめ

バスケットゴール

  1. 今後、体育科教師の需要は、少子化の影響等で少なくなることが予測できる
  2. 免許は取得できても、体育科の教師になることは容易ではない
  3. 給与は公立学校であれば公務員級(都道府県、政令都市)
  4. 私立学校は各学校独自の給与体系
  5. 現役体育教師のインタビューからやりがいのある仕事だと分かる